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【神戸探訪⑨】王子動物園の中 現存最大級の異人館 旧ハンター住宅 パンダのタンタン見学は整理券不要の時間制限あり マンホール蓋も必見

王子動物園は神戸三宮から阪急電鉄5分 王子公園駅

王子公園は、阪急神戸線、神戸三宮駅から阪急電鉄から5分。普通電車しか止まりませんのでご注意ください。

王子公園で電車を降りると、正面に入り口方向看板がありますので、迷う心配はありません。

駅前案内板

料は大人600円再入園可能

王子動物園の入園料は大人600円。安価な上に9時から16時半(11月から2月期)の1日の営業時間中であれば、再入園可能です。

私は、タンタン見学に時間制限があるのを知らず、朝一に動物園を訪問して見学できず、後ほど見学可能時間に再入園でタンタンのみ見学しました。

再入園は、当日購入のチケットに印刷されたQRコードを係員の方に読み込んでいただくだけの簡単な手続きでした。

毎週水曜日(祝日を除く)の定休日があるため要注意です。

入園口
エントランス写真撮影スポット

現存最大級の異人館旧ハンター住宅が王子動物園の中に

神戸異人館は三宮駅下車の『北野』付近にのみあると思っていましたが、王子動物園には移築された大きな異人館である旧ハンター住宅があります。

元々は異人館街にあった住宅

北野の異人館街には『ハンター坂』なる地名もあり、元々はその地にあったものですが、紆余曲折あって、王子動物園内で保存されているものです。現在は国の重要文化財となっています。

北野のハンター坂にはハンター邸の日本家屋は残っており、ブライダル会場として現在も利用されているそうです。

旧ハンター住宅 解説

ハンター住宅の元所有者は日立造船の産みの親

旧ハンター住宅は、E・Hハンター氏という方で、アイルランド出身。22歳の時に来日、1874年に神戸にハンター商会を設立した7年後1881年に大阪鐵工所(のちに日立造船に発展)を設立されたとのことです。

内部見学は限られた月のみ

旧ハンター住宅の見学は、王子動物園入園費用のみで無料ですが、内部見学は限られた月のみです。

訪問した2022年1月2月は見学不可な月となっていました。(8月も見学不可)

ただ、門の中にまでは入れます。内部見学不可なのか、OPEN同時時間だったからなのか他に見学者はおらず、荘厳な大規模異人館を真近でじっくり眺めることができました。

ガラスの多用されたこの住宅は、外観のみでも美しさを鑑賞する価値があると思います。

旧ハンター住宅 全景
旧ハンター住宅 近景外観

水辺の動物たち

多数のフラミンゴ

王子動物園に入場すると、まず目にはいるのは多数のフラミンゴ!

どれだけいるんだろうと数えても挫折しそうな量です。フラミンゴのいる動物園は多いですが、それはフラミンゴが気温の変化に対する耐性が高いからかもしれません。フラミンゴは足から体温を奪われないように片足立ちになるそうです。神戸の2月、本来フラミンゴが生息する熱帯や亜熱帯とは全く異なる気候だと思いますが、元気に大声を出しているフラミンゴ。確かに生命力を感じます。

多数のフラミンゴ

アシカ

大阪天保山の海遊館訪問で、アザラシとの違いを学び俄然興味が出てきたアシカ。ただこの日は3頭のアシカ。泳いでいる姿のみで、陸上の姿は見学できずでした。(アシカとアザラシとの違いは海遊館訪問記のモンタレー湾の項目をご参照ください。)

水中を泳ぐアシカ

ペンギン

王子動物園にいるペンギンはフンボルトペンギン。南極ではなく、南米チリやペルーに見られる品種とのことです。

ペンギンの動きは、なぜかコミカルに見えていつまでも見ていられそうですね。

ペンギン

癒しの動物たち

レッサーパンダ

レッサーパンダって可愛らしい顔ですね。京都市動物園では、木の上に登っている姿を遠目で見ましたが、王子動物園では表情まで眺められそうな至近距離で見学できます。

レッサーパンダ

ジャガーの赤ちゃん

王子動物園のジャガーの赤ちゃんは、8月生まれ。まだ展示時間が限られており、9時から11時までの見学時間となっています。双子のようですが、歩きながらの見学のみとなるため、揃った姿を見ることは叶いませんでした。

ジャガーの赤ちゃん

ありがとうタンタン企画展

動物科学資料館

ありがとうタンタン企画展示がされているのは、園内の動物科学資料館。この企画展以外にもかなりの展示も行なっているミニ博物館という雰囲気のところ。迎え入れてくれるのは森のゴリラです。

森のゴリラ

鳥の巣の比較展示や動物の骨格展示、自力で自転車を漕いで比較する動物の速さ比較などもあります。

鳥の巣比較

タンタン展

王子動物園で20年を過ごしたタンタン中国への返還が決まっていましたが、コロナの関係等で延期されている状態です。

ありがとうタンタン企画展

王子動物園ではタンタンへの感謝展示が園内動物科学資料館では行われています。飼育員さんが撮影したタンタンの写真。こんなに可愛くていいんでしょうかという可愛らしい写真がいっぱいです。

飼育員さんの撮影したタンタンの写真

また、横尾忠則現代美術館とのコラボで横尾美美さん(横尾忠則さんの娘さん)の原画展も見ることができます。この作品本当に暖かい気持ちになりますね。

横尾美美さん タンタンの絵

余談ですが、この横尾美美さんの絵画を見てよりほっこりしようと、横尾忠則現代美術館の前までどんなところか行きましたが、現在展示の題目が怖すぎて残念ながら引き返してしまいました。

その企画展タイトルは『横尾忠則の恐怖の館』…………。

恐怖に強いかたはどうぞ。

横尾忠則美術館

パンダ タンタンも見学は事前整理券不要の時間制限

事前整理券不要と公式HPで見て朝一番空いている時間に見学しようと思って訪問しましたが、パンダ館に行って展示時間制限がある案内を見て知りました。もしかしたら公式にも案内があったのかもしれませんが。見学可能時間は11時から13時の2時間。この日は近隣のRencaさんで珈琲焙煎体験受講があったため帰りにもう一度寄ることにしました。

パンダ館入場時間制限案内

タンタンが寝室にいるタイミングはモニター見学

注意書きには時間の制限以外に、タンタンは寝室と展示場の間を自由に行き来しているため、寝室にいる間はモニター展示となる旨記載されていました。

私が見学できたタイミングでも、寝室に引っ込みかけていました。「あ〜っ」と残念そうな観客の声が聞こえたかは定かではありませんが、展示場に戻って来る動きをしていました。

土日の12時半すぎ、待ち時間は5分程度

タンタン展示時間に合わせて12時半過ぎに再入園したところ、朝の人気のない様子は一変して、列ができています。 ただ、列は、間隔をあけて展示場に入る人数をかなり絞って案内していたためできている雰囲気で待ち時間は5分程度、すぐに展示場に入れました。

前述の通り、私が展示場見学ができたタイミングで一度引っ込みかけたタンタンが引き返して出てきてくれました。

展示場に戻るタンタン
笹を食べるタンタン
タンタン 正面から

列になっているため立ち止まれるのは一瞬。後ろの方の迷惑にならないよう写真は数枚さっと撮って出口に向かう感じです。

王子動物園マンホールの蓋も必見

動物園に前の道(原田線)から正面入り口に向かう途中。足下のマンホールは必らず見ておきたいところ。カラフルなマンホールの蓋 かわいいですね。

マンホールの蓋

別記事で近隣珈琲店Rencaさんの珈琲焙煎体験記をあげています。よろしければそちらもご覧ください。

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