さて、先日空港制限エリア外(飛行機に乗らなくても入れるエリア)の大阪空港内ワイナリーと展望デッキ等をご紹介しました。
そこから(実際の時間軸では)約1週間、今回は三連休初日、私事ですが、台風接近の中、半年前から予約していた2泊3日予定を様々キャンセルし1泊2日に短縮した蔵王・仙台予定の出発でJALに搭乗しました。
明日からは1泊2日ショートカット版蔵王・仙台旅行をご紹介します。(宮城のニッカウヰスキーさん工場見学と伊達伯爵邸の『箪笥料理』….行きたかったのにいけなかったためご紹介はしませんが、興味のある方は見てみてください)。
さて、前置きはおいておいて、ここからがタイトルに沿った本題です。
制限エリア内(手荷物検査を受けた後)のエリアでいただいた京都で有名なおたベの販売元が運営されているお店『京出汁おいなり釣狐』でいただいた『いなりモーニング』をご紹介します。
京出汁おいなり釣狐 いなりモーニング2種
岩手訪問で以前搭乗した際、早朝過ぎて空いていなかった京出汁おいなり釣狐。
場所は大阪空港北ウイング(JAL側)のフードコートではなく、手荷物検査場からいくとフードコートを抜けた奥側の独立店舗となります。

カウンター2列だけのお店で、8時台には結構満席近い状況です(台風前の三連休初日、キャンセルも多いかもしれない状況下ですが、皆さん出発されているようですね。)。
こちらのモーニングは2種類。
『少しおたべやす』(500円)と『たんとおたべやす』(750円)です。京
都弁で『たんとおたべやす』と言われたら食べ過ぎ注意を指摘されているのでは!?と勘繰ってしまいますが、そこはご心配なく。お店ですのでたんと食べても良いようです(当たり前ですが)。
少しおたべやす
少しおたべやすは、いなりが2個とお味噌汁、昆布という寝起きにピッタリの量感です。
小さめのおいなりさんですが、お米はコシヒカリ、お揚げは、京都嵯峨豆腐 森嘉さんのもの。お出汁は、昆布、鯖節、鰯節からとった上品なもので、関西にご旅行で来られた方は、京都の雰囲気を感じられると思います。
たんとおたべやす
たんとおたべやすは、お味噌汁の代わりに、長葱入りのお蕎麦(温)がついています。
朝から炭水化物祭は『たんとおたべやす』の名前にピッタリなボリュームですね。
大阪伊丹空港 JALサクララウンジ
JALサクララウンジはJMBサファイア会員・JAL Global 会員とワンワールドサファイア会員対象のラウンジです。(それ以上のクラスの会員と当日ファーストクラス搭乗の方は大阪伊丹空港の場合、ダイヤモンドプレミアラウンジに案内されます。)
サクララウンジは、お食事はなく簡易なお菓子とドリンクのみのラウンジとなります。
伊丹空港のサクララウンジ訪問記はおそらく世の中に無数にあると思いますが、今回後日アップ予定の仙台空港ラウンジ訪問時に『お菓子は地域によって違うのか』と思いましたので、大阪伊丹空港も記事にしておこうと思い立ちました。
混み合う時間帯でしたので、写真控えめですがご容赦ください。
サクララウンジ設備
座席は飛行機の見えるエリアとダイニング風テーブルそして、空いてため唯一撮影できたカウンター側のお一人さま向けテーブルとなります。
充電設備は、ACコンセント以外にUSB充電も備えていますので、ケーブルしか持参していない方も便利です。
その他設備としては、ナンバー式のロッカーとテレホンブースなども揃っています。
だからどうなの?と言われてしまうとそれまでなのですが、私がJALサクララウンジで『これいいなあ』と思ったのは、実はお手洗いのハンドドライヤーが『ダイソン』であること。凄まじいジェットで一瞬で乾きます。
なお、写真がなく伝聞情報で申し訳ありませんが、喫煙室は受付とラウンジの通路間、10名ほど入れる大きめのお部屋があるそうです。
JALサクララウンジのドリンクとお菓子
私はビールが飲めず、夫もこの後運転を控えており飲めずで残念ですが、ラウンジの醍醐味はおそらく生ビール。
こちらのビールサーバーでは、さすがビール四大メーカーのものが選べます。右から順にキリンは一番搾り・サッポロは黒ラベル・サントリーはパーフェクト糖質ゼロ・アサヒはスーパードライでした。
(プレミアムビールが並ぶダイヤモンドプレミアラウンジときっちり分けてスタンダードクラスに合わせたラインナップとなっている模様です。)
その奥に見えるのはソフトドリンクです。健康系ドリンクはトマトジュースです。
紅茶はスリランカで最も歴史ある企業とされるジョージスチュアートの5セレクションから。珈琲はコーヒーメーカーがあります。
お菓子のうちひとつはキャンディ。こちらは全国共通だと思っていますが違っていたらご指摘ください。私の中では、このキャンディーのはちみつレモンジンジャーがJALの味として自分に刷り込まれている気がします(はちみつレモンジンジャーが切れていると落胆しますので…..)。
そして、こちらがソフトサラダせんべい。こちらは他の方のサクララウンジ訪問記で札幌・那覇にもあるようですので、現在の全国標準だと思っています。が、仙台のラウンジにはなかったので、どうなのでしょう??
サラダせんべいが『サラダ』とよばれる所以が、亀田製菓さんのホームページの『よくある質問』に掲載されているということから気になる人が多いのではと思い、引用させていただきます。サラダの語源が塩であるということで納得!です。
「サラダ」は「サラダ油」のことです。
亀田製菓さん公式HPよくある質問より引用
「サラダ油」がまだ高価だった1960年代、サラダ油をからめて塩をまぶしたせんべいが作られました。その頃の時代の背景として、純日本風の「塩味」とするよりは洋風の「サラダ味」とした方がおしゃれではないかということで名付けられました。それまでのしょうゆ味のせんべいに比べて、斬新で高級感のあるイメージで人気を呼び、以後、米菓の定番の味として親しまれています。
補足ですが・・・サラダ(SALAD)という言葉は英語ですが、その語源はラテン語の「SAL=塩」からきています。その昔、肉料理に付け合わせる新鮮な野菜に塩をかけて食べていた習慣に由来しているそうです。
何はともあれ、一口スナックはラウンジのお供としてはありがたい存在ですね。
(別日撮影)
なお、別の日はハッピーターンの日もありました。
ここからは本編から再びずれて、蔵王・仙台旅行の往路JAL搭乗機の思い出を少し描かせていただいております。
2022年の秋の3連休前半は残念ながら大型台風の接近中(九州方面については、上陸中)。そんな中、安全な範囲を見極めて飛行機を飛ばすことに尽力されている航空関係者の皆様に感謝しながら出発です。
このラウンジの後の出発後、JAL機長さんがアナウンスしてくださったおかげで、人生初、上空からの猪苗代湖を綺麗に眺めることができました。
関西から往路猪苗代湖が美しく見えたのはA・Bの座席番号でAと反対側にある方向(航空機が関西か東北を向いて飛んでいる際の右側)でしたので参考まで。
アナウンスありがとうございます!