テレビ番組に影響されてのカフェ訪問です。
全国放送のテレビを見ていると、『炙りみたらし』という単語が出てきて、美味しそうだけど、どうせ東京……(卑屈な発想)と思っていたら、大阪市内。これは、行ってみるしかないと2週間後の予約をホットペッパーで取りました。
2週間前の時点で週末空いている予約枠は土曜2つのみ。テレビの影響もあるのか、大変な人気店のようです。
浪芳庵 本店の場所は?
大阪ミナミのあたるなんば駅から一駅南地下鉄御堂筋線・四つ橋線の『大国町駅』から徒歩5分。なんば駅は広いためどの路線から行くのかによって異なりますが、南海難波駅の南側からだと同じく5分程度で到着します。
コンビニやビルのあるエリアに突然現れる風情あふれる門扉に暖簾。
そこが入り口です。

門はカフェと物販店舗は共通で、中で列が分かれます。カフェは予約枠で満席。予約時間より早め(10分前ぐらい)に行っても入れず、同時間帯予約の人と入り口前で待つことになるため、時間はピッタリ合わせて行くのが良いかと。
待っている間はお庭の雰囲気を楽しめますが。
浪芳庵 カフェ店内
店内は、太い梁のあるシックなインテリアで、座席はゆったりソファ席が中心。予約時に座席は決まっているようです。
オーダーはワンドリンク(か、ドリンク代わりのかき氷)が必須。が、大抵は目的を持って来訪していると思うため、軽食や和菓子のセットとなるかと思います。
肝心の和菓子セットの価格が見切れていますが、炙りみたらしの3本セット+バニラアイスは1,815円。朝焼記手詰めどら焼きセットも同価格です。
フード込みで最もお安いのはもちあんドーナツセットか季節の上生菓子セットで1,375円です。
かき氷2,310円って高いなあと思ってみていました。が、近くの座席の方が頼んでいたようで運ばれているのを我が家だけではなく、他の席の方々も凄いなと思ってみるほどのビッグサイズ(夜店の容器の5倍ぐらいあるんじゃないかというもの)!
かつ、全面しっかり味がついていそうで、添えてるもの(白玉かな)もありました。(他所の食べ物見過ぎ!だと思いますがが、それぐらい店内の注目集めてました)。
アツアツだれでいただく炙りみたらし
炙りみたらし目的で、複数人で訪問する場合、炙りみたらしセットは1つ(3本)にして『追いみたらし』で3本追加、バニラアイスは分け合うか追加バニラアイスも頼んでしまうのがコツ。
みたらしのタレは並々あるため、追いみたらし3本・追いバニラアイス1個は余裕で追加できます。3本だけだと逆にこのタレ勿体無いなあと感じるほどです。
せっかくの貴重な予約枠ですので、他の人は異なる味の何かを追加しても良いかなと思います。
我が家は夕食変わりにだし巻き玉子サンドセットと炙りみたらしセットに追いみたらし3本の組み合わせにしました。(夕食の栄養バランスは????疑問は生じるでしょうが、そこは置いておくとして)
炙りみたらし
まず出てくるのは炙りみたらしを温めるための道具類。これは、温めるためというよりも保温する目的での炎の様。
出てくる炙りみたらしは、焼き立てのものですので、炎の上におかなくてもすぐ食べ始められます。
炉台の上に蓋ののった炙りみたらしが運ばれてきて。
蓋を開けると焼き立て炙りみたらしが。
1本目は焼き立て食感を味わうために来たらすぐに食べます。お焦げ部分の焼き立ての味わいをいただけるのがカフェならではです。
バニラアイス
あと、食後またはリクエストしたタイミングで出てくるのが、バニラアイス。こちらは、漬けるのではなく、みたらしのタレをかけていただくものです(が、バニラアイス単品としての風味も濃厚ですので味変としてタレをかけて2回楽しむのもお勧めです)。
セットドリンク
セットドリンクは日本茶・コーヒー・紅茶などメニューの中の印のついたものからオーダーします。
日本茶も飲み方をレクチャーされている席の方がいたので、本格的なものだと思いますが、我が家はアールグレイのホットとアイスで。
ホットはポットサービスでいただくのですが、紅茶以上に注目してしまったのはきめ細かい泡立ちのあるミルク!
一度注いでも消えることのない泡立ちで、手をかけられているなあと感じました。
アイスのアールグレイは写真ではうまく大きさが出ていませんが、生中ジョッキを思わせるサイズです。真夏に、たっぷり炙りみたらしやどら焼きなどをたらふくいただいても、水分十分足りると思わせる量でした。
だし巻き玉子サンドは和菓子屋さんのこだわり玉子で
さて、もう一品のオーダーは、事前ネット調べで『厚焼き!』の言葉に心惹かれていただし巻き玉子サンドです。
なんでも、玉子はどら焼きにも使われているこだわり玉子、パンは究極のパンを目指して開発されているものだそう。
こちらの玉子サンド、事前情報に違わず、たっぷりの厚焼きだし巻きが入っていて、パン(特に丈夫の耳のところ)の焼き加減も美味しい。マスタード添えですが、繊細なだし巻きの味わいを堪能してから味を変えるのが良いと思います。
ナイフフォークもついていますが、手でも食べやすいように溢れない紙(四角形の2片が閉まっているタイプ)が添えられているのが配慮を感じます。
お土産購入
炙りみたらしを持ち帰るなら、カフェ利用中にオーダーすると5本ごとに1本増量とありました。
なお、着席時に持ち帰り50円引き券が1人に1枚置いてあり、それとの併用も可能とのこと。
炙りみたらしは出来立てを堪能したため、それ以外のものを選ぼうと物販店舗へ。が、17時半の閉店直前だったため、わらび餅やみたらしとろろ(外側が団子で中がみたらしのタイプ)などは、ほぼ完売。
2日間の日持ちがある朝焼のどら焼き(税抜250円)のこしあん・粒あんと冷えとろまん3個入り(税抜650円)を購入しました。
その他、上生菓子やクリームどら焼き、食器類など見ていても楽しいものがあり、様々な柄の風呂敷もありますので寄ってみると楽しいです。