ぷれじでんと千房 シェラトン都ホテル大阪店
関西人でお好み焼きの名店『千房』を知らない方はあまりいないと思いますが、ぷれじでんと千房はその上級ラインで、鉄板焼きをメインとしたお店です。
関西では多数見かける千房の中では、少ないな存在で全国でも6店舗(内関西が5店舗)です。
今回、シェラトン大阪B1にあるお店に伺いました。
最推し 鉄板エビマヨランチ
鉄板焼き料理ですので予約して伺うのが一般的かと思います。
予約はいつもながらの一休レストランで。
メニューは、シェラトン大阪宿泊時、何度もこのお店の前を行き来した時に注目していた『当店おすすめ』マーク入りのエビマヨ付きコース『麗(うらら)』(税抜き表記3,280円)です。一休内は税込表記となっているため3608円でした。
お肉ではなくメインがエビマヨというコースとなります。
広い店内
店内は広く、複数の大きな鉄板にずらりと座席。
ぷれじんでんとの名前の通り、各座席はゆったり仕様です。
昼食時間は人気のようで、週末は少し時間がずれながらも何組もお客さんが入っている様子でした。
ドリンク
ドリンクは瓶ビールが中瓶で850円。私は和三盆梅酒750円をオーダー。
(記念日やいつも良いお酒を好まれる方は数万円のワインなどもあります。)
焼くのに適したレタスのサラダや鉄板焼きエビマヨなど コース『麗』
なんとスタートはシェフの方のお名刺をいただくところから。シェフの方の魅力がそのまま鉄板焼きの魅力になるため、素敵な時間をいただける予感です。
始まりはサラダです。
というのは鉄板焼きでもよくありますが、なんとこちらのサラダは目の前の鉄板で焼いてくれます。
レタスはしなしなにならずに焼ける、繊維のしっかりした『ロメインレタス』を使っているとのこと。
合わせて、ベーコン・アボカド、トマトも鉄板焼きで。
冬に嬉しいほかほかサラダ。いただいてみるとレタスはシャキシャキ。冷たくないのにサラダらしい食感が味わえました。アボカドのとろり感やベーコンの味わいもあって。冷たいサラダでも焼き野菜でもなくなんだか楽しい一品でした。
次は1枚のお肉をあっという間に切り分けてのとん平焼きです。
このあたりはお好み焼き千房を思わせますね。
甘いソースに綺麗にかけられたマヨネーズ。ちょうど良い一口サイズなのにしっかりとした味です。
そうこうするうちに目の前の鉄板焼きでは、エビが薄くなって焼きはじめられています。
こちらの部位はその後、お隣に置かれている道具で徹底的にプレスされます。
そしてエビは並べて焼かれて。その後写真を撮るのによくなります!と教えて下さってから、尻尾を並べて立てて焼いてくれました。
エビはその後蒸し焼きになってお皿に盛り付けられます。
お皿に美しく盛り付けられた上に温められていたスイートチリソースが。
その後、マヨネーズを出しながら、お皿をくるりと回して華やかな演出が。
「お好み焼きで練習しました!」とおっしゃっていました。確かにお好み焼きが美味しく見えるかどうかはマヨネーズの掛け方にかかっているような気がします。こういう出来上がる過程の演出でエビマヨを楽しめるからこそ『当店おすすめ!』なのだと思います。
さらに先ほどプレスしてくれたカリッカリのエビせんべい(といって良いのかはわかりませんが)を乗せて提供されます。
スイートチリは全く辛くなくマヨネーズの風味豊かなエビマヨでした。
シメは『お好み焼き(ハーフ)』か『焼きそば(ハーフ)』の選択制。二人で別のものをお願いするとハーフなのにさらに半分こで盛り付けて下さるとのことです。
お好み焼きのお店では、よく細い線が何本か引けるような形のマヨネーズ入れがありますが(全国標準なのかは不明)、こちらではもちろんそんな素人向け道具ではなく、素早くかけることで美しいマヨネーズのラインを引かれています。食欲をそそりますね。
さらにランチメニューにはご飯と赤だし、お漬物がついています(要否は確認下さいます)。
デザートは、抹茶とダークチョコレートのアイス。近隣の席でお誕生日の方がいらっしゃったようで花火の演出もされているようでした。記念日の方は伝えて置かれると良いと思います。
更に私たちとほぼ入れ替わりで入られたご家族はおそらく夜にいただくような良いコースをオーダーされていたと思いますが、『舌平目のムニエル』のようなものが提供されていました(創作お魚料理なのかなと想像しながら見ていました)。ディナーや記念日にはよりぷれじでんと千房らしい演出が楽しめそうです。