薩摩伝承館訪問記 指宿白水館の中の博物館 入場料は珈琲チケット込 撮影可否 お土産グッズ指宿駅からタクシー(2023年8月情報)

指宿駅からタクシーで2kmと少しの指宿白水館敷地内にある薩摩伝承館。上質の見学時間の後は珈琲チケットでゆったり時間も過ごせる素敵博物館。

指宿のたまて箱往復乗車の間時間に見学にいってみました。

チケットはじゃらん遊び体験予約で買うと500円引き

薩摩伝承館、通常入館料は1,500円とお高め。必ず行くという人はじゃらん遊び・体験から予約すると500円引きの1,000円で購入可能です。さらに記念品付きという大盤振る舞い。

じゃらんで予約するとチケット500円引き!

予約ができない方は当日1500円で入場することになりますが、指宿駅の観光案内で記念品がもらえるチケットだけは無料でいただけるかもしれません。

薩摩伝承館の場所は、指宿駅からタクシーで1,000円ちょっと

薩摩伝承館は、レンタカーのない指宿観光にもピッタリな、指宿駅からタクシー移動で3km行かない程度の距離。実際にかかったタクシー費用は往路1,100円、復路1,200円でした。

場所は指宿の有名旅館、指宿白水館の敷地内にあります。

薩摩伝承館とは

薩摩伝承館は、指宿白水館が60年かけて集められた3,000点以上の薩摩文化を示すコレクションを展示した美術館です。

朝鮮から渡ってきた陶工が生み出した文化。明治維新の頃輝いていた薩摩文化、西郷隆盛に纏わる品々などが展示されています。

池庭に囲まれた外観も美しく、昨今将棋の対戦が行われたこともあって、現在の指宿観光のナンバーワンの場所(タクシードライバーさん談)となっているそうです。

駐車場からのエントランス

薩摩伝承館 外観

白玲戦実施場所の立て看板

季節外れで花は見ることができませんでしたが、庭園には平等院から株分けされた藤のための藤棚もありました。

平等院藤の藤棚(季節外れ)

入館記念品

じゃらんで予約した場合や記念品受領チケットを持って入館された方への記念品は絵葉書でした。1人3枚でしたが、人によって絵柄が異なりました。

絵葉書 1セット目

絵葉書 2セット目

また、チケットと合わせて珈琲チケットも入館時に受領します。

カフェは長めの休憩時間(私の訪問した時は12時から14時)がありますので、ご注意を。

入館券と珈琲チケット

1階は撮影自由 2階は撮影禁止

薩摩伝承館は1階には、維新の間、金蘭の間という薩摩焼を展示するコーナーがあり、そちらは撮影自由でした。2階には、民窯の間という薩摩焼物の文化を辿る展示や薩摩の間という明治の頃の偉人をテーマにした展示があります。

1階 撮影自由な展示物

維新の間

維新の間は、大きな壺がいくつも展示されており、中央には椅子が並べられていてホールとしての役割の場所でもあるようです。

菊流水図蓋付壺(19世紀)

正面に大きく対をなしているのは、『人物図獅子乗大飾壺』19世紀の作品です。解説によると高さは162cm。西欧に好まれる左右対称デザインを取り入れて、人物は日本の武人と和漢の人物が描かれています。

ホール

人物図獅子乗大飾壺 右

人物図獅子乗大飾壺 左

金蘭の間

パリの万博で人気の出た薩摩金蘭手(きんらんで)。金蘭手というのは、陶器に金箔紋様を加えた華やかなもので西洋の室内装飾品として受け入れられ発展したもの。

遠目でみると西洋文化に見えますが、一点一点スポットを当ててみると日本文化らしきものも。

ネットで遠い情報が手に入る今とは異なる当時の方々がこの東洋文化と西洋文化を融合されたことを思うと、大きな夢を感じますね。

金蘭の間

西洋風の柄の中の和服など

浮見堂での珈琲タイム

浮見堂と名付けられた建物はその名の通り、水辺に浮かんだような場所に建つショップ&カフェとなっています。

浮見堂(ショップ&カフェ)

こちらで、入館の時にいただいた珈琲チケットをお渡しすると、セルフカフェがいただけます。

珈琲マシン

素敵なインテリアの中、外に見えるのは庭園、聞こえる音はトンビの鳴き声。旅情気分を満喫できる珈琲タイムを過ごせました。

浮見堂の中

屋根に停まるトンビ

お勧めお土産グッズ

珈琲のいただける浮見堂はしょっぷでもあり、数十万円するような陶磁器も売っていますが、お土産品として新聞記事とともに紹介されていたのはこれ。

薩摩勲章レプリカの紹介記事

薩摩勲章レプリカは720円で購入可能でした。

薩摩勲章 レプリカ
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。