岐阜関ヶ原古戦場記念館の場所は?
関ケ原古戦場記念館は岐阜の西端関ヶ原。滋賀県に近い方向にあります。
電車で行くとJR関ヶ原駅から徒歩3分です。

予約なしでも見ることのできる展示あり
公式HPから事前予約をせずとも見学できるかなと若干関ヶ原を侮っていましたが、三連休ということもあって朝10時半頃でもすごい人! シアター映像は3時間以上先しか空きがないとのことでシアター映像は断念して展示のみを見学(入館料:500円)しました。
シアター映像は30分間の壮大なものだとのですので、これから訪問される方は是非予約してから訪問してください。
2F展示室 『本格展示物』で関ヶ原の戦いを学ぶ
天下分け目の関ヶ原とは?
「関ヶ原の戦い」は全国の武将が東西両軍に分かれ、それぞれの忠誠、友情、策略、葛藤を抱えて激突した「天下分け目」の戦いであり、のちに260年以上続く天下太平への幕開けとなる大きな転換点となりました。
岐阜関ヶ原古戦場記念館リーフレットより引用
展示場前で東軍・西軍の全容を知る。
展示場前には写真撮影も可能なロビーがあります。そこで壁一面に書かれた東軍(徳川家康など)・西軍(石田三成など)の対立派閥を確認した後、展示場の中に入ります。
また、関ヶ原の合戦の様子を動くデジタル屏風にて鑑賞できるようになっています。
展示場のなかには、戦国武将たちの甲冑や武器など貴重なものが展示されています。
印象に残ったのは、黒田長政の兜(かぶと)。ですが、写真は撮れないため、1Fにあった武将イラストとの記念撮影コーナーのイラストを参考に掲載します。
実物の兜も本当にこのイラストの形をしています。
2F戦国体験コーナー ねこねこ日本史@関ヶ原
2022年9月4日まで実施されているねこねこ日本史@関ヶ原は、もう放送は終了してしまったようですが、歴史上の人物に扮したねこがゆるーい日本史を描くアニメとのタイアップイベントです。
この展示をみると歴史を詳しく学んできていなくても、関ヶ原の戦いの、2年間の長い戦いでも決戦の日は半日で決着という難しい状況が分かりやすく理解できます。
また、この戦国体験コーナーでは、武将たちが使っていた軍配や、采配を振るうという言葉の語源となる采配を実際に持ってみたり、陣太鼓を叩いてみることもできます。
さらには武器も。大筒(大鉄砲)が見た目はコンパクトでも実際には持ち上げられないぐらい重いことなど、実際に触ってみないとわからないものに触れることができます。
大筒を持ったあと、火縄銃を持つとその軽さに驚いたり、大人でも様々な発見もありそうです。
また、是非みておきたいのが、関ヶ原の戦い決戦の日の東軍・西軍の勢力(人数)が時間帯別にどのように推移していったかを表示している動画。裏切り・寝返りによって勢力が一気に変わっていく様を分かりやすい色マッピングで見ることができます。
5F展望台からの決戦の地展望
5Fの展望台では関ヶ原の地に広がる陣地や決戦の地などをガラス越しにみることができるようになっています。
写真の奥、白い旗が見えているところは、関ヶ原の戦いの決戦の地です。
関ヶ原をレンタカーで走っていると写真のような陣地後地などがいくつかありますので、そういったものを俯瞰して見ることができるようになっている展望台は必見の場所。
なお、見たい場所が決まっている方は、案内ロボットTemiに話しかけると、その場所が見える方角へと誘導してくれるのも面白い趣向です。
扱う主題は『戦国時代』ですが、その手段は最先端ですね。
Temiが捕まらない時は、足下に描かれた俯瞰図を見れば、各方向にある陣地なども確認できます。
また、通常の展望台同様の案内板もあります。
戦国時代テーマランチ
岐阜関ケ原古戦場記念館には別館があり、食券、カフェテリア形式のレストランとお土産物屋さんが入っています。
レストランはガラス張りで、外の緑を見ながら食事ができます。
関ヶ原の合戦定食を初め、メニューは戦国テーマのものが多数。目でも楽しく味わえそうです。
オーダーしたのは関ヶ原合戦定食。戦国武将ゆかりの食材を使ったお弁当に白味噌のお味噌汁(お餅入り)、コーヒーもついて1,500円です。
もう一品は、実は関ヶ原合戦定食よりも豪華なのでは!?という大きなエビフライの乗ったエビフライカレー(1,280円)。武将カレーではない別メニューですが、しっかり旗があるのと、ちゃんと先端まで入ったエビの一品です。
隣のお土産物屋さんでは、今回ゆっくりお買い物する時間はなかったのですが、戦国3Dパズルなど興味深い戦国グッズを中心に品数多く展開されていました。