京都駅から1駅JR梅小路京都西駅にある京都鉄道博物館。
京都鉄道博物館についての行き方、内容については2022年3月上旬にアップした前回訪問時の訪問記をどうぞ。
今回は3月上旬の訪問時、時間が全く足りなかったため、追加訪問したところ、季節に恵まれ、素晴らしい桜のおまけがついた記録です。
SLスチーム号に乗車
京都鉄道博物館で入場料金以外に300円払うと本物の蒸気機関車であるSLスチーム号に10分間、梅小路公園の端っこまでという短い距離ですが乗車できます。
乗車予約には事前に乗車場所まで行ってチケット購入が必要。予約は当日の最終便まで予約が可能ですので、朝1番にチケットを買って、他で遊んで再入場して乗車など、自分のスケジュールに柔軟に合わせることもできます。
SLスチーム号は乗車時間15分前から2分前までに改札必須
乗車時間の15分前から改札ができ、中は自由席ですので、可能な限り15分前に行くと他の方座っている席に遠慮しながら割り込む必要がなくなるため、繁忙期は15分前に行くと良いと思います。
SLスチーム号の客車は2両。板張りで窓はなく全開放、遊園地列車のようなものです。
桜を見るための乗車のお勧め席
その日は混んでいたため、自由には座れませんでしたが、もし選べるならお勧め席は最後尾。
実はこのSLスチーム号、初めは後方に向けて梅小路の端まで移動して、同じルートを戻ります。
そして、写真では見切れてしまっていましたが、最後尾には正面に窓があって景色が見渡せます。
最後尾以外の場合、鉄道ファンの方々はもちろん、奥側、JRの電車の見られる側が良いと思いますが、桜を見たい場合は手前席。梅小路公園の様子がよく見える方向となります。
走行中、中の乗車写真はネットへの掲出不可
走行中の車内で撮影した写真は、他のお客様への配慮のためネットへの掲出不可となります。奥側方向電車路線の面する側から撮影した窓の外の電車写真は1枚。キティちゃんはるかが停車していました。
3月21日SLスチーム号から見た梅小路公園の桜の様子
まずは遠目に梅小路公園の花の様子を見て。その後は、満開の桜が沢山。もちろん公園の中には桜を見に来ている方も多いため、SLに向かって手を振るお子さんも何組かいらっしゃいます。
お子さんの目線を見ていると乗車している人にではなく、電車の車体そのものに手を振っている場合もあります。そういう様子を見ると「あの子は将来立派な鉄道ファンになるのかな」と思います。
通常の電車では、桜が見えてもあっという間に景色が変わってしまうのですが、SLスチーム号は本当にゆっくり進むため、ゆっくりと移ろう桜の様子を眺める至福な時間を過ごせます。
2022年は桜の開花が遅く、京都の桜はまだ全く見ることができなかったのですが、なぜか梅小路は満開。早咲き品種なのか、蒸気が当たるからなのかどちらでしょうね。おそらくこの景色が見られるのも僅かの期間。
京都鉄道博物館チケットは時間指定券またはセット券を事前購入が便利
京都鉄道博物館チケットは時間指定券または京都水族館とのセット券を事前購入が便利です。春は観光施設が混み合う季節。鉄道博物館も朝10時からチケット売り場はズラーっと並んでいましたが事前予約列は待ち0人。ちょっとした優越感を持って入場できてしまったりします。
そして、早々に入場して、見学前にSL乗車地点に行って、時間指定の乗車券を購入しておくのが、見学スケジュールを確実にするコツとなります。