コートヤード大阪本町、Wホテル大阪ときたため、マリオット繋がりで更に1ヶ月遡った9月のラグジュアリーコレクション翠嵐宿泊記です。(ご時世によるサービスの違いやお部屋の相違からさらに1年遡った9月訪問時も含め、2回分の訪問の写真、内容を合わせて書いています。)
Wホテル大阪と同じくスイートナイトアワードを利用。翠嵐では、スイートのリクエストはできないものの露天風呂付客室のリクエストが可能。ある意味他のホテルのスイートリクエストより価値ある使い方だと思います。

露天風呂付客室 柚葉(ゆずのは)
翠嵐の立地は嵐山。渡月橋から徒歩数分の距離にあります。
このホテルの特色は片道送迎。京都駅からのタクシーか嵐山近郊3駅からの人力車送迎を選択可能です。
人力車送迎
私はここホテル2回目のリピートですが、2回とも人力車を希望。3日前までに予約が必要となるので、天気を気にする必要がありますが、荒天の場合変更も可能とのことでしたので、台風シーズンなどは人力車で予約していてもタクシーへの変更が可能なのかもしれません。予約方法はホテルへのメールでもOK。お返事はしっかり即日でいただけました。
人力車サービスでは渡月橋でのパノラマでの写真撮影サービスもあって、ホテル到着前にすっかり観光気分を高められます。人力車、コロナ前例年の秋には嵐山地区を80台走っていたようなのですが、2021年の9月にはほんの数割程度の台数まで減ってしまっていたようです。嵐山アイコン的存在の人力車。また盛り上がってきてほしいですね。
チェックイン繁忙時間の到着したため、ロビーは満席。そのため奥の部屋のゆったりソファでチェックインができました。優雅な時間の連続です。
そして予定通りのお部屋、露天風呂付客室の柚葉(ゆずのは)に入ります。フローリングのベッドルームに畳のリビング。
部屋に入ってまず目を向けるのは、机の上で存在感を主張するシャインマスカット。甘みとたっぷりの水分がお風呂上がりに最適で、2人で1房もペロリといただけてしまいます。贈答品クラスの大粒具合に、旅館にきた気分というより、センスあるお中元をいただいた気分に浸ってしまいますが。
部屋をテラス方向に一歩出ると、露天風呂。常時お湯が入っている蓋つきタイプです。お風呂、部屋から眺める景色は専用の小さなお庭です。
ちなみに、このホテルは2度目と書きましたが、1度目はスイートナイトアワードの権利を持っていない当時の宿泊。お部屋は一般客室でした。このホテル温泉大浴場はないため、一般客室で嵐山温泉を楽しむには貸切温泉の予約が必要です。
あまり良い写真が無くてうまく伝わりませんが、貸切温泉の景観は専用の竹林のお庭。有料ですが、専用の快適草履型スリッパでテンションも上がり、竹林で嵐山気分も最高潮となるため価値があると思います。予約制ですので、往路の送迎と合わせてメール予約しておくと希望の時間が通りやすいのではないでしょうか。
なお、マリオットグループではプラチナアメニティとしてスイーツなどが選択制になっていますが、今回抹茶のスイーツがお部屋又はカフェでいただけるとのこと。保津川を眺める景観のカフェ(茶房というべきかも)でいただきました。
スイーツと別オーダードリンク
この茶房は、本来宿泊者全員にサービスが提供されるシャンパンディライトの会場ですが、今年の訪問時には残念ながら会場実施ではなくお部屋で楽しむ形に。茶房での実施時には、夕方から夜にかけての時間の移ろいを保津川に浮かぶ鵜飼船や深い緑を眺めながら感じられるという、現実ではないような気分に浸れる時間をもてます。
シャンパンディライト
嵐山個室創作レストラン「MITATE」
さて、シャンパンディライトの後は夕食ですが、嵐山訪問の目的でもある創作料理のお店『MITATE』に出かけました。ホテルからは徒歩10分かからない距離。スマホ地図なしでは絶対迷う住宅街の中に、住宅に溶け込んで存在するお店です。
中は、テーブル式和室の完全個室になっているため落ち着いて食事ができます。このお店を知ったのはテレビ番組。ストーリー仕立てで提供される美しいお皿が特徴です。今回の訪問ではアルコール提供はストップしていたためお茶でのラインナップになった香りのマリアージュも一興です。全てのお皿を紹介したいぐらいですが、ネタバレになりそうなので抜粋で。
コース料理とドリンクの香りのマリアージュ
ラグジュアリーコレクション翠嵐のお食事
そして、翌朝食はホテル内レストランへ。
朝食
朝食は残念ながら、座席があまり良くなく、落ち着いてはいただけなかったので記憶が薄くなってしまいましたが、色とりどりのジュースが特徴です。
チェックアウト後の昼食
チェックアウト後に朝食と同じレストランで昼食をいただきました。おかげさまで昼食は庭園を眺めながらのお席。朝食を最後に帰路につかずゆったり時間を味わえたため座席配置によってレストランのイメージが変わるなあとしみじみ実感。朝食はどうしても混み合うので一年前もチェックアウト後は、アフターヌーンティを茶房でいただきました。
このホテルはリゾートカテゴリーとのことで、マリオット上級会員もレイトチェックアウトは受けていないそうです。そのため2日目ものんびりしたい場合はチェックアウト後のランチ、アフターヌーンティ予約での優雅な時間継続はおすすめです。
一年前のアフターヌーンティ
嵐山からの立ち寄り観光「松尾大社」
嵐山は何度か訪れているため、帰りはタクシーで松尾大社に寄り道。電車で行っても阪急嵐山線で確か一駅です。
初訪問時は、ラグジュアリーコレクション翠嵐から歩いてすぐの宝厳院や天龍寺等を巡りましたが、こちらの方が滞在時の観光としては王道かと思います。
嵐山からの立ち寄り観光「天龍寺」「宝厳院」
庭園写真が多すぎて天龍寺のものなのか宝厳院のものなのか判別が1年後の今となっては見分けがつかず曖昧で失礼します。