今回の宮古島、4泊中前半2泊はカジュアルホテル。ゴールデンウィークピーク時でも2食付きで7万円弱/2泊2名のお手頃価格がありがたい『たびのホテルlit宮古島』です。
たびのホテルlit宮古島の決め手は運営・大浴場・近隣レストラン
このホテルに決めたわけは、2021年オープンの新しさと、HIYORIホテルを運営されているサンフロンティアのホテルということ。そのグループではアッパーミドルクラスに位置付けられています。
たびのホテルlitとは、たびのホテルの新ブランドでその1号店がこちらとのこと。街中で、ビジネスもリゾートも夜歩きも楽しめるコンセプトです。
後は大浴場と、ランドリーが備わっているところですね。
後、これは行ってみてわかったことで2食付きの場合は特に関係しませんが、徒歩圏内に綺麗な飲食店があり、ランチ・ディナーに困りそうにないところも決めてとなるかなと思います。
後はダイバーの方は屋外にダイバーズロッカーなどもあって便利なのだろうなと思います。
なお、リゾートホテルでのんびり室内から海を眺めたいといった需要には適していませんので、日中行動する方向けにはなりますね。
たびのホテルlit宮古島ツインルーム
このホテルはWルームがツインの2倍の部屋数ですので、ピーク時のツインルームは早めの予約が肝心かと思います。
お部屋は外廊下でした。
入ってすぐ、靴を脱いでスリッパで上がります。コンパクトですが綺麗なお部屋です。
ツインのベッドは奥に。シングルサイズ2台です。シモンズ製で安定の眠りが得られるのが良いですね。カーテンの遮光にも拘りがあるそうです。
ベッドの正面に大型テレビ。見やすい角度です。
ベッドの手前には小さなソファコーナー。お部屋にクローゼットがないため、場合によっては荷物置きになるかもしれません。
そしてソファコーナーから前に見える方向に洗面台です。お水が2本置かれています。
後は入り口付近にコンパクトなシャワーとお手洗いが向かい合わせにそれぞれ。大浴場があるためシャワーは利用しませんでした。
アメニティ 基礎化粧品は大浴場に
お部屋のアメニティは、洗面台にある歯ブラシとシャワールームのシャンプー・コンディショナー・ボディソープ。さすが配慮されているなと思うのは歯ブラシに予備の歯磨き粉が置かれていること。連泊の場合、歯ブラシは使えるのに歯磨き粉足りなくなること多いですよね。
後、あって嬉しい衣類の消臭スプレーもあります。
ブラシとシェーバー、コットンはフロント前のアメニティバーで。
大浴場にのみ置かれているのは、髪ゴムとクレンジング・ジェルローション・ミルキーローション。日によっては洗い流さないトリートメントがありました(なぜか途中から置かれなくなったのは在庫切れ?)
ドリンクはお部屋にお水。冷蔵庫は空でロビー階には自動販売機があります。自動販売機では330円でオリオンビールも売っています。
フロント前で時間によりドリンクサービスあり
自動販売機以外に、大浴場ではお水、フロント前では15時から21時にさんぴん茶、朝はホットコーヒーが準備されています。
(後21時半からお茶漬けサービスがあるとHPで拝見していたのですが、2食付きのためノーチェックになってしまってチェックアウト後に気づきました….ご紹介できずすみません)。
パジャマはセパレート・タオルは1名1組で予備なし
パジャマはセパレートです。
タオルは大浴場持参も兼ねて人数✖︎バスタオル・タオル1組のみ。予備タオルがありませんので洗面台用などに私物が1枚持っていくと便利だと思います。
連泊清掃は初回4泊目までその後3泊ごと
連泊時入室しての清掃は原則ありません。お部屋の外にタオルとゴミ箱を出しておくとそれだけ交換してくれます。
パジャマも交換はありませんので注意が必要です。
大浴場はロッカー6個サイズ
大浴場は5時から9時、15時から24時まであいていますが、洗い場4ヶ所・ロッカー6個のみ、湯船は4人ぐらいが定員かなというサイズのものが1つですので部屋数に対して小さめ。
GWは朝5時15分に行ってみてもすでに先客が2名。入れないタイミングもあると思いますので、時間に余裕をもってお風呂タイムをスケジューリングしておくと良いと思います。
ドライヤーはシャーププラズマクラスターのものやRefaなどこだわりがみられます。
タオルはお部屋から持って行く必要がありますが、アメニティ類は揃っています。お水も設置されています。
チェックアウト後も18時まで利用が可能なのは嬉しいところですね。
ランドリーと自販機・電子レンジ
大浴場付近の小部屋には飲料自販機と電子レンジに加えて、ランドリーがあります。洗濯機は300円乾燥機は15分100円、飲料自販機で1,000円札は小銭にくずせました。
こちらも、GWにはダイビングだけでなく遊泳の方などもいるため、16時など早めの時間から結構稼働しています。早朝はどなたも使っていませんでしたが、ランドリースケジュールも余裕を持ちたいところですね。
2食付きプランの夕食
レストランは朝食会場も同じで1ヶ所のみ。夕食の時間はチェックイン時または随時に予約します。5月中などは定期的に20時からライブイベント等を行なっているとの案内がありますので、その時間に合わせるのかどうか決めてから予約するのが良いかと思います。(席数少なめのレストランですのでライブイベント中に出入りするのはアーティストの方に申し訳なく感じます)。
2食付きの場合はプリフィクスコースディナーで、2泊しましたがメニューは基本的には同じ。ただ、スープの種類がマイナーチェンジがあり、また選択内容を変えると2泊程度でしたら変化をつけられるかと。長期滞在の場合は、夕食は別オーダーでないと同じもの多くなるかなと思います。
写真のメニュー1番下の行だけ切れていてデザートのは③として黒糖アイスもあります。
では、項目ごとに2日間でいただいた写真をご紹介します。
アペタイザー(前菜)
アペタイザーは、2日とも宮古島産鮮魚のカルパッチョです。2日目は魚の種類の説明がありませんでしたが、1日目はカンパチでした。
本日のシェフおすすめスープ
スープは1日目がミネストローネ、2日目はクリームポタージュでした。1日目のほうの写真にはパンが写っていませんが、2日目と同じカリカリのミニトーストがついていました。
パスタ(2種から1名づつ選択)
パスタは2日間とも同じ種類の2種類から1名づつ選択できます。
1つはマグロのアーリオオーリオスパゲティーニ。
アーリオ=にんにく、オーリオ=オイルのパスタで、スパゲティーニはスパゲティーより麺の細いパスタです。
もう一種類は、牛肉のボロネーゼ タリアッテレ。
ボロネーゼはボローニャ風の煮込みをさしていて、タリアッテレはリボン状の横幅広いパスタです。
どちらを選ぶかは個人の好みですが、1日目に両方食べ比べた結果、個人的には、しっかりまったり味のボロネーゼの方が美味しく感じて、2日目は夫と2名ともボロネーゼを選択しました。
メイン(2種から1名づつ選択)
メインも2日間とも同じ種類の中から1名ずつ選択可能です。
1つ目はチキンのコンフィ。2食付きの宿泊プランのキャッチフレーズが『人気のチキンのコンフィも選べる….』となっているので最も主力のメニューなのだと思います。
コンフィーとは低温油で煮込んだフランス料理です。ジューシーなチキンが楽しめるもので私は個人的に好みで2日間ともチキンのコンフィーを選択しました。食べ飽きない美味しさです。
もう一種類はカジキマグロのカツレツフレッシュトマトソースです。
こちらはカリカリの衣も美味しいボリュームたっぷりなものでした。
デザート(3種類から1名づつ選択可能)
デザートは3種類から1名づつ選択が可能。
一つ目は目の前でバーナーで焼き仕上げてくれるサービス付きのカタラーナ。本体部分はカスタード菓子です。
2つ目は、GGプリン。GGとは、このレストランの名前ゴーゼログリルのGとGをとっています。まったりとしたクリーム状のプリンに海葡萄が乗っているという個性的なプリンです。
3つ目は黒糖アイス。コーンフレークの上に2スクープ分のたっぷりアイスです。
オプション:ドリンク
ドリンクは別オーダーです。オリオン生ビールは700円。写真のサンセット色のカクテルはゴーゼロ ベリーニ 900円。
オリオンビールは瓶もあってIPAのオリオン75は800円。
下写真のマリブオレンジは600円です。
朝食
朝食は順番待ち方式の予約競争から
最後は朝食。レストランの座席数が少ないため、予約ではなく当日開店の30分前に始まる予約順番待ち登録から競争が始まっています。
GW中はレストランのオープンが通常より30分早い6:30。その30分前、フロントでチェックイン時に渡される朝食予約用の二次元コードで順番待ち番号が払い出されます。(5時台にアクセスしても時間外ですとなりました)
予約開始6時ぴったりに操作したと思ったのですが、待ち番号はすでに5番。みなさま早朝から座席取りに励まれていそうです。第一巡目オープン即の座席が満席になると自分の順番待ち時間が近いた場合にLINEで連絡がくる方式となります。
スマホ使いこなせない方はオープン後レストラン前で番号払い出しを依頼されている方もいそうでした。
朝食ブッフェ
朝食ブッフェは、自分で作る海鮮丼・お味噌・具材も選べるお味噌汁バーがあり、他に和洋・沖縄料理のおかずが並んでいる感じです。
自分で作る海鮮丼
ごはんとマグロにしらすを入れて自分で作る海鮮丼のコーナーです。温泉たまごを加えることも。
味噌も具材も選べるお味噌汁バー
お味噌汁のコーナーは具材を選んで好きなだけ器に入れて、お味噌を指定して器をスタッフさんにお渡しすると作ってもらえます。
お味噌は王朝味噌・宮古味噌・白味噌からの選択。宮古味噌は麦味噌のような感じです。
ミート系をお味噌汁に入れるという選択肢も。
宮古島ヌードル
宮古島ヌードル(沖縄そば)を作るコーナーもありました。
沖縄郷土料理
お料理は日替わりかと思いますが、沖縄の郷土料理 『人参しりしり』(人参とたまごの炒めたもの)や『スーチカー』(塩味の豚肉)といったものが並びます。
翌日は同じ場所が、フーチャンプルーと若鶏の西京味噌焼きになっていました。(西京味噌焼きは郷土料理には分類されませんが。)
ピーナッツ豆腐もありました。
和洋おかずなど
和洋のおかずもウィンナー・サラダやヨーグルト・ごはんのお供などもあり、パンはトーストでいただくこともできます。
ドリンク
ドリンクはホットとアイスのコーヒー・牛乳・ジュース類が。
ホットコーヒーはレストランの表にもあり、お持ち帰りもできます。