大阪いらっしゃいキャンペーンは2022年10月11日より全国展開となりますが、その大阪いらっしゃいでもらえるクーポン(大阪ペイ・電子チケット)が使える先で大阪駅近郊でお店を探して訪問してみました。
Teppanyaki×Wineあかくろの予約
訪問したのは『Teppanyaki×Wineあかくろ』。大阪ペイ8,000円分/2名分の予算で探したところこちらの『個室ランチ』がワンドリンク付1名4,500円(一休タイムセール・他サイトでは5,000円でした)がヒットしました。
ランチはもう一つお手頃なコースもありますが、個室指定はできませんでした。
一休レストランでTeppanyaki×Wine あかくろのメニューを見る
場所は、ハービスエント内 大阪四季劇場前
大阪西梅田、『月に1回の贅沢』をコンセプトに開業されたというハービスプラザエント(月に1回は連絡通路ありのヒルトンプラザウェストの方だったかもしれませんが、私の中ではこの2棟は同じエリアイメージ)の7Fにお店はあります。
ハービスプラザという『モール』より東側の『ビル』がハービスエントですのでご注意を。
大阪四季劇場の入口正面です。
牧草牛食べ比べコース
1ドリンクはビール、グラスワイン(赤・白・スパークリング)かソフトドリンク。私は、りんごジュースを選択。りんごジュースのストローは木製でした。紙でないため違和感のない味わい。ありがたいです。
個室はガラスと黒レースカーテン越しに店内が見える(店内からも見える)雰囲気で上部が吹き抜けているため声はまる聞こえです。4名がけのテーブル一つの広さですが、テーブル席よりゆったりと過ごせるのが良い感じです。
なお、鉄板焼きですが、カウンター席も少し離れたオープンキッチンの鉄板を眺めることができるぐらいで、基本的に焼いたものが運ばれてくるスタイルです。(個室の鉄板焼きコーナーがあるタイプではありませんでした。)
魚介の前菜の盛り合わせ
すみません、左上のお魚が何かを聞き逃しましたが、右上は海老真丈のてんぷら、下がコロダイのカルパッチョです。コロダイは、鯛かと思って調べると、スズキの仲間でイサキ課だそう。
コロダイで検索すると『まずい』という検索サジェストが出てくるため合わせて調べてみると、美味しいのは成魚で、成長途中のものは美味しくないらしいです。
このコロダイ名前の由来は、体全体に班点模様があり、猪の子ども(瓜坊)に似ているからだそう。コロダイがよく取れる和歌山県で瓜坊のことをコロと読んでいて、そこから名前がついたとか。
揚げ出し汁『ぜっぽれ』
2品目は提供して下さったスタッフさんが非常に緊張されていて、お料理の説明がわからずでした…。
私もお料理覚えるの苦手なので、緊張する気持ちわかります!日頃聞き慣れないものは覚えても言おうとすると頭から飛んでしまうというのありますよね。置き逃げしたいかもしれないところを一生懸命説明されようとしていて私も頑張らねば!と思いました(私の頑張る先は『お料理』ではなく『お料理の解説』ですが)。
一休サイトのメニューによると 揚げ出し汁『ぜっぽれ』でした。
見た感じで『ぜっぽれ』とは、どこかの日本の郷土料理かと思っていたのですが、実は異なってイタリアの揚げパンのこと。ゼッポリーネという海藻を混ぜて揚げたものもあるようです。それはおつまみとしても美味しそうですね。この出し汁はかなり辛めでした。飲むものではなく、味つけ液のようなものなのかもしれませんね。
減圧野菜にびっくり お肉のお供 野菜料理5種
次にお持ちいただいたのは、お肉のお供となる野菜料理5種です。
まずは3種(右端の大根おろしは薬味で、野菜料理ではありませんでした)、レタスと沖縄のすずカボチャ・ほうれん草です。
この3種が減圧調理されたものだそう。減圧調理とは、圧力を下げることで食材の内部が一旦膨張され、通常圧力に戻る時に調味液などを一気に浸透させることができる調理法です。
レタスをアップにしてよく眺めてみると非常にみずみずしい、これは減圧調理の際にミネラルウォーターを使ってドレッシング液以外にみずみずしさも浸透させたものだとか。
同じ浸透方式で、すずカボチャにはヘーゼルナッツシロップと白ワインのビネガーを、ほうれん草には和風出汁汁を染み込ませているとのこと。
5種のうち、残り2品は焼き野菜。お肉と共通の味付けで、お塩、たれ、ポン酢、鹿児島の甘醤油でいただきます。
牧草牛食べ比べ(150g)
最近、霜降り和牛が異常に高くなったからかもしれませんが、『牧草牛』と書かれた看板などをよく見かけるようになっていませんか。
牧草牛というのは、言葉の通り、牧草だけを食べさせて育てた牛のこと。牛って普通草を食べてるのでは?と思いますが、通常肉食牛は穀物などを牛舎で与えて太らせていますよね。それと対比して放牧で草のみを食べさせると、赤身の多いしっかりとした歯ごたえのあるお肉となります。
今回のコースはその牧草牛のヒレ肉(背骨の腰に沿った棒状ブロック肉)とカイノミ(バラ肉の背中に近い部位)の食べ比べです。
牧草牛と言ってもヒレ肉の方が、霜降り和牛に近い食感。柔らかさを味わえます。こちらはわさびとお塩で少しずつ上品にいただきたい味わいです。
カイノミの方が牧草牛としての特徴が強く出るのか赤身のしっかりしたお味です。鹿児島甘醤油やタレなどしっかりした味付けを加えて美味しくいただきました。
ご飯もの(基本はTKG)
ご飯ものは基本はTKG(卵かけご飯)です。オプションとして追加料金でガーリックライス(+605円)・天津ガーリックライス(+847円)・キャビアの出汁茶漬け(+3630円)も選択できます。
コースが2名でも1人だけ追加アップをすることもできるとのことでしたので、1名分を『天津ガーリックライス』に変更して食べ比べをしてみました。
卵かけごはんの卵は天津ガーリックライスに使われている卵と同じものだそうで大分県の『がんこ卵』。そうは言っても普通の卵かなと思っていますが、カチカチとテーブルに当ててもなかなか割れないことにびっくり。(私は元々卵割るのが苦手なので、鈍臭いだけかなと思って、器用な夫に代わってもらっても軽くコンコンするだけでは割れない!)
本当にしっかりした卵で驚きました。
天津ガーリックライスは、もちっとした食感のガーリックライスにふわふわ卵が乗っていて天津飯らしくあんかけになっていて、これはアップ料金の価値ありという感じでした。中にはゴロッとしたお肉も2つほど入っていまして味も食感も満足感が高いものでした。
デザート・珈琲
デザートはシャインマスカットに白ワインのジュレとヨーグルトアイスがかかったさっぱり感のあるもの。このさっぱり感は鉄板焼きの後には最高ですね。
そして、食後ドリンクもコースについていて、珈琲・紅茶・ハーブティから選択できます。提供される際、メニューに記載はありませんでしたが、珈琲には自家製ほうじ茶の生チョコレートが乗っていたのも嬉しいものでした。
二人で1万円しない金額でこの満足感。全国から大阪いらっしゃいで集まった方々にも楽しんでもらえると良いですね!