都道府県別検索は最下部のメニューをご利用下さい。このサイトでは、アフィリエイトリンクを利用しています。

ザ プリンス京都宝ヶ池 2食付標準プラン ディナー内容のご紹介(宿泊記③)

ザ プリンス京都宝ヶ池の宿泊記ですが、朝食クラブラウンジのご紹介は別記事でそれぞれまとめておりますが、2食付プランでどのレストランを選択するかの参考情報として、夕食プランを2種類ご紹介します。

2022年2月は『日本料理 宝ヶ池』は休業となり、予約済みのものも変更となりましたので、必然的にメインダイニング『いと桜』と中国料理『桃園』の利用です。

ザ プリンス京都宝ヶ池メインダイニング『いと桜』

いと桜とは風流な名前ですが、『糸桜』は枝垂れ桜の意味。優美という花言葉ももつ枝垂れ桜ですので、メインダイニングらしいしっとりとした美しさを目指されている雰囲気です。

朝食レストランでもあるダイニングですが、夕食時は、2名利用時も4人がけセッティングとなっていて、お隣との間隔も広く空いており、ゆったりした雰囲気でした。

いと桜 座席雰囲気

メニューは『通常の2食付きプラン用』

メニューはスタンダードな2食付き専用のメニューです。お魚・お肉のWメインの形を取ったフルコースとなっています。

この日の2食付きプランのメニュー

テーブルセッティング

テーブルセッティングはシックで陶器ですが、漆っぽい雰囲気も漂うお皿。

テーブルセッティング

アミュージュ・ブーシュでお皿が完成

テーブルセッティングの上のお皿にピッタリ合う小皿。これ、片付ける時は外側のお皿をもつだけできちんと中のお皿も収まったまま運べるようになっていました。ホテルディナーは食器も演出の内ですね。

アミュージュ・ブーシュのブーシュは口で、「口を楽しませるもの」ですが、今回のアミュージュでは目も大変楽しませていただきました。

アミューズ・ブーシュ

メリメロって何ですか??

メニューをみるとサラダは「利尻昆布でマリネした海の幸のメリメロ サラダ仕立て」とあります。

「メリメロとは盛り合わせのことです。」とのご説明をいただいたのですが、それだと2品後に「海の幸盛り合わせ」というのがあって、被るのでは?と疑問に思って検索してみました。

結果、「メリメロ」=「ごちゃまぜ」という意味だそう。海の幸がちょっとごちゃ混ぜ風になっているサラダなのだと思います。ごちゃまぜにしては上品なのはさすがです。

お皿の模様に見えているのはグリーンマスタードです。

海の幸のメリメロ

本日のポタージュはきのこのポタージュ

本日のポタージュ

そしてお魚メインとなる海の幸盛り合わせ林檎酢風味のバターソース。ごちゃ混ぜじゃない盛り合わせとなると綺麗に積み上がるのですね。と思いながらいただきます。林檎酢風味のバターソースはその表現だけでも美味しさは伝わりますね。

海の幸盛り合わせ

メインは黒毛和牛のビーフシチュー

写真で伝わるかはわかりませんが、このビーフシチューかなり柔らかです。シチュー(ソース)もコクがあります。

ビーフシチュー

ここまでみて、フレンチフルコースにしては量が少ない!と思った方。ここにくるまでに実はパンは4種類出ています。お腹いっぱいです。変わり種は①の方は緑色、宇治茶のパン、②の白くて小さいのが豆乳パンです。豆乳パンは特にふわふわ超柔らかでした。

パン①

パン②

冬に似合う真っ白なアシェットデセール

昨今、アシェットデセールのコースを出されるお店も多く、よく聞く言葉となっていますが、アシェットデセールは「皿盛りのデザート」という意味。お皿の上で完成仕立てのデザートを食べるという魅力があります。

この日のデザートはメレンゲサクサクの白い羽根と北海道産のミルクアイスクリームの白さが際立つ綺麗なものでした。下のソースはベリーソースで、混ぜ合わせるとメレンゲのサクサクした感じとアイスクリームの甘さベリーのほのかな酸味が合わさる形となっています。

アシェットデセール

小菓子の読み方は「こがし」

今回のディナーでは「こがしです」と行って出された小皿。

メインデザートの後に珈琲と合わせて出てくる小菓子、私はずっと「しょうがし」だと思っていました。

え、これはこがしなの?と思ってその場で検索してみると、正式には「こがし」と読むことが判明。今までも何度も食べたことがあるはずなのに、出された時に言葉ではちゃんと聞いていなかったということかもしれません。

これからは、「こがし」とひらがなで頭に思い浮かべていただくようにしようと思います。

小菓子と珈琲

一休でザプリンス京都宝ヶ池を予約

 プリンス京都宝ヶ池 中国料理 『桃園』

ザプリンス京都宝ヶ池の中国料理店の名前は『桃園』(トウエン)です。

中国料理 桃園

感染防止対策としてテーブルに置かれるアクリル板。

同居家族の場合、家族間ではなくて、お隣テーブルに向けてアクリル板を置いていただいた方が食事も楽しく安全性も高いはずです。

時折、同居ご家族ですかと聞いて下さってアクリル板を移動してくれるありがたいお店がありますので。プライバシーと感染防止、どちらに重点を置くかというところも悩みどころではあるかと思いますが、ぜひ家族間ではなく、周囲と家族の間にアクリル板を置いて欲しい。

そんな要望をもつ私が席に案内された時によし!と思ったアクリル板配置をして下さっていました。2人がけを横並びにしてアクリル板は他の方のテーブル側に設置、サイドは片側は壁、反対側はパーテーションです。

桃園座席

メニューは2食付標準メニュー

メニューはこちらもランクアップなしの2食付きの標準メニューです。

桃園 メニュー

1万円の外来のコースメニューより若干下回る感じに見えます。

彩り前菜の盛り合わせから始まるコースのメインは、おそらく次のフカヒレ料理ではないかと思います。

彩前菜の盛り合わせ

フカヒレの姿煮込み西京白味噌仕立て

フカヒレが高級食材と言われているのはサメ本体の1.0%未満の部位で、かつ皮・肉・骨を取り除き、繊維の部分を取り出す工程の手間ひまがかかっているからです。その高級食材を姿煮でいただけます。

フカヒレの姿煮は通常中国料理では、澄んだ色のスープであることが多いため西京白味噌で食べるのは初めて。和食のようなやさしい味とフカヒレの食感を楽しめる料理でした。

標準のディナーでフカヒレの姿煮込みがついているとは贅沢なお話です。

フカヒレの姿煮込み 西京白味噌仕立て

醤(はいじゃん)ソースって?

次のメニューはホタテ貝柱の海醤ソース炒め。海醤は初めて聞きましたが、日食外食レストラン新聞の1997年の記事に以下のように書かれているとサイト上で見つけました。

シーソース「海醤(ハイジャン)」は、カニ、ホタテ、カキなど、海の恵みを豊富に詰め込んだ、まったく新しいタイプの調味料。

マイルドなうま味で、どんな料理にもかくし味の決め手として利用でき、厨房の定番となったオイスターソースと同様、和・洋・中に幅広く使える。

日食外食レストラン新聞さんHP

1997年ごろ新しい食材といわれていたようですが、私は全く知りませんでした。ホタテをホタテ等の味で炒めるという発想なのでしょうか。ホタテ味が溶け込んだのか味付けは薄味でひたすらホタテらしい旨味を感じるお料理でした。

ホタテ貝柱の海醤ソース炒め

和牛【京の肉】オイスターソース

京の肉とは京都府内で生産、肥育されているブランド和牛の総称で黒毛和牛であることという定義が。

京都府が牛肉の生産地というイメージはありませんが、神戸牛・近江牛・松阪牛に囲まれた土地柄。また都のあったところには品質の良いものが集まるため『京の肉』も良いブランドなのでしょう。

余談ですが、ちょうど、ザプリンス京都宝ヶ池に宿泊した朝食時にお隣でお食事をしていた方がお子様に松阪牛のことを『まつざかぎゅう』と教えているのが聞こえたのですが、正しくは『まつさかぎゅう』ですと、心の中で突っ込んでしまいました。私も1ヶ月ほど前に知ったばかりなのですが。

京の肉 オイスターソース

天使の海老(いと桜 海の幸盛合せ)と神の海老

中国料理『桃園』では神の海老のチリソースが出てきましたが、本記事前半の『いと桜』でいただいた海の幸盛り合わせは『天使の海老』を使っているとのことでした。では、天使の海老と神の海老はどう違うのでしょうか

天使の海老

天使の海老は天国に一番近い島、ニューカレドニアを原産とする海老で、『汚染の全くない環境で育てられた』海老であるという定義があります。品種は『パラダイス・プロン』、旨み成分の測定試験では旨み成分であるアミノ酸含有量が車海老より豊富です。

神の海老

バナメイ・エビという品種の海老です。調べましたが、天使の海老のような定義があるわけではなく、品種できまるようです。天使の海老を超えるという意味の名付けなのかは不明でした。しっかりとした食感が特徴です。

神の海老情報では(シンのエビ)と読むとの情報もありましたが、情報が少なく色々不明。数年後ぐらいには当たり前のように流行るのかもしれませんね。

神の海老のチリソース

京都ぽーくは銘柄豚

京都ぽーくのぽーくがカタカナではなく、ひらがな表記なのは誤字ではなく銘柄だから。

京都ぽーくは京都府の公式HPにも紹介されているブランド豚でした。

「京都ぽーく」は、ランドレース種と大ヨークシャー種を交配した雌豚に、肉質が優れたデュロック種の雄豚を交配して作られた三元交雑種です。

飼育農家は、柔らかく風味がある肉を作るために栄養豊富な大麦やパンくずなどを配合した飼料を出荷前60日以上与えています。さらに、京都市中央卸売市場第二市場に出荷され、一定以上の肉質と認められたものだけが「京都ぽーく」として消費者のもとに届けられます。

京都府公式HP

この京都ぽーくが入ったあんかけ焼きそばをいただきましたが、確かに柔らかい美味しいお肉です。

京都ぽーく入りあんかけ焼きそば

杏仁豆腐

杏仁豆腐はもともと薬膳料理で、杏の種の中の仁(じん)を取り出して粉末にして苦味を消すために甘くしていただいたものです。私の舌では判断できませんが、おそらくこちらの杏仁豆腐は牛乳寒天+アーモンドエッセンスの簡易タイプではなく、本格杏仁豆腐だと思います。

杏仁豆腐


一休でザプリンス京都宝ヶ池を予約

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。