みえのあそキャンというキャンペーンはご存知でしょうか。
アソビューで見る『みえのあそキャン』
私もアソビューサイトからのメールで知ったのですが、三重県の体験型のアクティビティについておそらく自治体補助があり、2023年2月末まで(予算終了次第終了)50%割引となる施策です。
レストランのみ利用などは基本除外なのですが、1件お得に美味しいものを食べることのできるプランを発見しました。それは、『屋形船』に乗船するという体験の中で、豪華に美味しいものをいただくことです。

屋形船おきたの半額での予約方法と当日の手続きは?
アソビューサイトで屋形船おきたのプランを検索し、会計画面でみえのあそキャン用クーポンコードを入れるだけです。
伊勢海老のコースは通常1人8,450円。これが2人で8,450円となるなんて夢のような施策です。
お支払いもサイト上で実施しておくと、当日は手続きなくいきなり船の前に行くだけというお手軽さでした。
屋形船『おきた』当日の集合場所は?
前項でお伝えした通り、集合場所は、船の前。では、船はどこに停まっているかというと。近鉄・JR鳥羽駅から徒歩8分程度の埠頭です。
大きなターミナル方向ではないため、ひたすら海を目指したあとは、上の写真に掲載されている船の係留場所を探します。
屋形船の中
屋形船の中に入ると、イメージで、ガヤガヤしてそう….大丈夫かなとの心配は、一層されました。
整然とグループ毎に区切られた綺麗な和風スペース。令和の屋形船とはこんななのかと驚くほどです。足元の掘り炬燵には足を置きやすいように半円に切った竹が置かれています。
全員が船の進行方向を向いてお食事をいただくスタイルでした。
また、お手洗いも含めて清潔感があります。喫煙スペースは船の最後尾、屋外に設けられています。
ドリンク類
ドリンク類はコースに含まれていないため、まず乗船するとドリンクのオーダーからスタートします。精算はお食事の追加オプション等もまとめて下船直前に行います。現金精算となりますのでご準備をお忘れなく。
生ビールは570円、ウーロン茶は250円という値段設定です。当日、我が家以外は全員車でお帰りになっていた模様ですので、アルコールを飲んでいる方は少なめでした。すみません、肝心のビール撮り忘れたので写真はウーロン茶のみです。
『とれたて伊勢海老コース!』
では、今回4,225円(みえのあそキャンを利用しない場合8,450円)でいただけた豪華伊勢海老のコースをご紹介します。途中区切りのある部分オプション品と船からのサービスについてはコース外の内容ご紹介となりますのでご注意ください(サービス品はいつも下さるのかは分かりません)。
伊勢海老コース、始まりの前にまずテーブルに差し出されるのは。
なんとなんと生きてる大きな伊勢海老!
ピクピクどころかのはね具合。「ひゃっ。」と思わず大声をあげてしまいました。周囲のお席の皆様すみません。まさに本物採れたて伊勢海老です。
と、ここで伊勢海老は一旦退場して、半身でお皿に乗ってきます。
まず一品目は網焼きです。
焼き加減は全ておまかせで、私たち乗船客はじっと観察するのみとなっています。ホイルが巻かれてしばらくすると。
ふっくらと焼けて出てきました。さらに最適タイミングで船の方がお皿に乗せてくれました。
焼いた伊勢海老は尻尾のあたりをかにスプーンで掬い出してあとはお箸でいただきます。身を伊勢海老の味噌につけながら、シンプルに酢橘のみをかけていただく至福のとき。
次にいただくのはあおさと海老と大根のあんかけ。お出汁まで全部味わうようにとのこと。お出汁美味しすぎで、言われなくても全部飲んでしまうと思いますが。
次のお皿は貝盛り合わせ。これだけで十分コースになりそうな豪華ラインナップです。
こちらも焼き加減はおまかせ。ぐつぐつしてきたら、料理長特製おつゆをかけていただきます。このほのかに甘いおつゆがまた絶品で、貝をいただいた後に、エリンギをつけていただくのをおすすめされました。従ってみると、「なにこれこんな美味しくっていいの!?」と言ってしまうほどエリンギにピッタリです。
続いてサザエ、ホタテと美味しさが続いていきます。
オプション
貝はオプション有償でお代わりもできます。また別メニューの炙りものもここで追加可能です。
大あさり(おかわり)1つ(330円)とフランクフルト(170円)を2つ、有頭海老(350円)を1つ頼みます。夫は大あさり非常に気に入ったようです。
私の有頭海老オーダーについては、伊勢海老コースなのに有頭海老?まだ海老出るよというニュアンスの反応をされましたが、伊勢海老も有頭海老も食べたい!それが海老大好きなものの心情だと思います!
そして、有頭海老があまりに立派すぎて驚きです。これ、本当に350円で良いのですか???と感動です。
サービス品(常時なのかは不明)
ここで、屋形船からのサービスです。とアヒージョを見せて回られていました。
お鍋いっぱいのアヒージョを拝見した後は、小皿にて1人づつに取り分けて持ってきてくださいます。
アヒージョと一緒に出てくるパンは、目の前の網でさっくり焼いていただきます。
さて、元のコースに戻ります。伊勢海老コース、先ほどは半身を網焼きでいただきましたが、残り半身は『屋形蒸し』でいただきます。
大鍋に本日の乗船客のうち、伊勢海老コースを頼んだ人の分全員分の伊勢海老半身が蒸しあげられた鍋を持って回られます。伊勢海老を数えたところ5人前でしょうか。
その後は個々に取り分けられて配膳してくださいます。
身をほぼ食べ終わったところで、船の方から蒸した伊勢海老は足の付け根の部分や足の身も食べられるよとむき方をレクチャーしてくださいました。伊勢海老、足も食べられるとは勉強になりました。
その後は、あおさの雑炊です。胡麻が効いててあおさとお出汁が、ほっこりします。
デザートは料理長特製りんごのコンポートです。上のシャーベットは説明ありませんでしたが、ほんのり酸っぱいため梅かな?と勝手に思っていました(違っていたらすみません)。
遊覧
さて、ここまで美味しそうな料理が並んでしまうと、鳥羽湾を遊覧していることを忘れそうになりますが、ご心配なく。お食事が終わってから景色解説付きで遊覧時間がとられています。
島々や、行き交う船などを見た後、ミキモト真珠島付近へ。
おそらく、この船の出航時間、お料理の時間が計算されているのだと思いますが、ミキモト真珠島に近づいたタイミングで真珠島の観覧席から鑑賞するための海女(あま)さんのショーが始まりました。
贅沢にも海上から海女さんの潜る様子などを見ることができます。