東寺とは?
教王護国寺東寺(とうじ)は、真言宗総本山で、世界文化遺産にも登録されています。
東寺の歴史の始まりは796年(延暦15年)平安京遷都の2年後です。桓武天皇の御代。
羅城門の東西(左右)に置かれた大寺の東側(左側)が東寺です。
東寺の場所と夜桜ライトアップ時の門
東寺は京都駅から徒歩15分程度、近鉄京都線東寺駅からは徒歩6分程度です。
夜桜ライトアップ時に開門するのは東門(慶賀門)のみ。タクシーで行く場合は東門で下ろしてもらいましょう。(タクシーで来られている方が多かったです)
京都 東寺夜桜ライトアップとは?
京都の東寺では、2022年3月19日から4月17日までの期間18時から21時まで夜桜ライトアップが実施されます。日中通常拝観は一旦17時で閉門し、18時から拝観料1,000円で入ることができます。
ライトアップの他、金堂、講堂の中のお参りもできました。
東寺 夜桜ライトアップの3月25日の開花状況
東寺の夜桜ライトアップといえば、不二桜ですが、こちらは全く。ただ、この日桜の開花情報で東寺を調べると蕾ではなく、ちらほらとなっていました。
入ってすぐはこのように少し寂しい景色が続きます。
ただ、瓢箪池の周りを歩いて行くと。
ライトに照らされていくつかの桜は咲いていました。
東寺 夜桜ライトアップ 3月25日のベストスポット
桜の満開にはまだ遠い3月25日時点でのベストスポットは東門から入った場合の1番奥、五重塔の西側桜前でした。時間帯は18時半以降ぐらいから暗くなって綺麗なライトアップになります。
五重塔は国宝で現存するものは江戸時代のものとなります。元々は826年から創建されていましたが、何度か消失して立て直しがされています。(金堂、講堂も焼失して建て直しを経て現存のものとなっています。)
五重塔の高さは55m。日本の古塔の中では最も高さがあるそうです。
この辺りの桜は満開。早咲きなのでしょうね。
開門直後の18時過ぎだと明るくて、ライトアップは映えにくいのですが、鳥が桜にとまっていました。(いつもながら鳥に上手くスポットが当たっていませんが探してみて下さい。)。
東寺 夜桜ライトアップでは、金堂・講堂も
東寺の夜桜ライトアップは金堂、講堂の荘厳な姿もライトアップによって照らし出されます。
金堂は桃山時代の建物で、こちらも国宝です。
中は撮影禁止ですが、薬師如来と十二神将、左右には日光菩薩と月光菩薩がお祀りされています。
講堂は室町時代のもので重要文化財となります。
講堂の中には大日如来を中心に21体の仏像がお祀りされています。この様子が立体曼荼羅で弘法大師の密教の教えを表現しているとのことです。
東寺夜桜ライトアップでの喫茶のひととき
東寺夜桜ライトアップは18時すぎに入るとまだ明るいため暗くなるまでの待ち時間や、歩いた後の休憩等不二桜の目の前に喫茶があります。
喫茶はセルフサービスでこの建物の前の受付で注文、受取りと返却を行います。室内は狭いですが、外にたくさん椅子があります。
三色団子、桜餅はほうじ茶付きで400円、お抹茶をつけると700円、ぜんざいもありました。
遠目に五重塔を見ながらいただくこともできます。
帰り口から遠目に見ると五重塔のがかなりくっきり浮かび上がります。