2023年3月18日から兵庫県立美術館で始まったゴッホ アライブ!に訪問してきました。ゴッホの世界観を没入型で体験するという面白い試みの美術展です。
実際の絵画そのものではなく、絵画の映像と音楽に没頭するという方式となります。
休日は行列あり あらかじめチケットは購入してからが正解(3月21日 祝日情報)
ゴッホ アライブは芸術鑑賞というより、写真撮影要素が高いのか、美術館に向かう人の平均年齢が非常に若い。学生さんが多い印象でした。
私の訪問した日はWBC準決勝がお昼前に終わったこともあり、午後に人が集中したこともありますがチケット売り場は大行列。私はもともとアソビューで前売りを購入していて行列に並ばず入場口へ向かえて正解でした。
会期前購入の前売り券は2,300円でしたが、会期中は当日券となり大人2,500円です。
兵庫県立美術館は阪神岩屋駅から海方向
兵庫県立美術館は遠い順に阪急王子公園、JR灘、阪神岩屋駅からミュージアムロードという道を海方向に歩いて行けます。
【展示コーナー①】アルルフィンセントの寝室
展示コーナーは大きく箇所とグッズ販売コーナーがあります。
展示コーナーの一つ目はアルルフィンセントの寝室。
解説によると、1889年ゴッホがサン=ミレの療養院に滞在していた際に、自宅の記憶を思い出して描いた作品。
作品はくすんだ色合いや強調された遠近法が特徴となっています。
第一の展示場では実際にベッドや椅子などが置かれていて、絵画の前で写真撮影をしたような写真が撮れるよう絵画の世界が再現されています
実物→ゴッホの油彩画→油彩画を実物で。ということですね!
【展示コーナー②】40分間の映像没入コーナー
メインとなる展示場は壁に天井までの大きなスクリーンの続く空間です。
そこにゴッホの絵画が映し出され、それがアニメーションさながらにつながっています。
クラッシック系の割と大きめの音楽流れ、映像と音楽の両方で世界観に浸れるようになっています。
会場内は人が密集しているので、ゆったりと没入は難しいですが、音楽と視界いっぱいに広がる映像の迫力で絵画を味わうのは楽しいものです。
人が多すぎて気付きませんでしたがアロマでも演出されているようです。
映し出される作品は3,000点以上とのこと。自然や星降夜の雰囲気など会場の様子は刻々と変わっていきます。
有名作品についてはエントランス付近に作品解説がありますので、読んでから行くと更に楽しむことができそうです。
【展示コーナー③】ひまわりフォトスポット
ゴッホの代表作といえば『ひまわり』で、ひまわりのコーナーはこちらですと言われたため、絵画があるのかと思って入ってみましたが。ひまわりが沢山あるフォトスポットでした。
鏡ばりのお部屋にひまわりが飾られていますので、狭い会場ですがひまわりいっぱいの情景を撮影できます(ただ、鏡張りなので他の人の写り込みは避けにくいかもしてません)
ミュージアムグッズ お土産ショップで限定品を
各会場共通の限定品
ひまわりというモチーフが人の心を大きくくすぐって購買意欲をそそるのか、限定品のお土産が多数あり、ショップは大混雑です。
限定品は、ゴッホ・アライブ!神戸展以外も含めた共通のものは一覧で掲示されているので目星をつけて探すことができます。
ショッパー(紙袋)もレジで無地のものを購入する以外に会場限定のものが販売されています。
ガイドブックは1,500円です。
神戸会場限定品
なお、私が購入したのは『神戸会場限定品』。
黒のミニバック(ゴッホ・アライブ!ひまわりモチーフ)に、ゴッホの油彩画が描かれたチョコ入りマシュマロが9つ入ったもの(1,100円)です。ミニサイズのトートバッグ、旅行時のホテル・旅館館内移動に使いやすそうなサイズ感です。
ショッパーは共通限定品(165円)のものとなります。