大阪にあるおもしろラグジュアリーホテル(?)のW大阪の1F鉄板焼き MYDOのランチに伺いました。
なお、以前訪問した宿泊記については、以下をご参照下さい。
予約したのはHONMAコース(10,000円/人)
MYDOは、中がクラス分けされていてカジュアルなFUNエリアは、土日のコースは8,500円(平日は4,500円)から利用可能で、お子さまも利用可能です。なお、私は週末利用で、デザートのみたらし団子に惹かれて、HONMAコース(10,000円)を予約しました。
W大阪の場所は御堂筋の心斎橋 オープン前の待ちはホテルロビーで
W大阪の場所は大阪の北『梅田』から南『なんば』も結ぶ御堂筋。大阪駅との乗り換え駅梅田から電車で7分、心斎橋駅付近となります。心斎橋御堂筋付近はハイブランドショップも並ぶ高級エリアです。

鉄板焼きMYDOはランチ11時半開始で、ホテルの外側に入り口があります。
オープン前の時間早めに到着しても開いていないので、W大阪の1階ロビーで待たせてただけます。
(W大阪といえばと、必ず乗っているエントランスの色合いも楽しみます。)
W大阪オリジナルビールとモクテル(桃)
マリオットボンヴォイカードでの支払い特典として、乾杯用のドリンク(甘めのモクテル?)が提供されます。2杯目にW大阪オリジナルのビール(1,900円)と桃のモクてるを。
大阪と京都の間にある高槻市の酒蔵 壽酒造さんのクラフトビールのようです。
桃のモクテル(1,500円)は結構スイートな味わいでした。
HONMAコースとお土産のお箸
さて、鉄板焼きのHONMAコースは冒頭付近で記載している通りFANエリアというカジュアルなクラスのお部屋でいただけるコース。とはいってもW大阪だけあって高級感の中にあえてカジュアルを取り入れる趣向です。そのため、テーブルなどはしっとり、外との間もメタリックなベースに、子どもが描いたような絵を多く取り入れられています。
お土産お箸
そして、手元の箸入れがゴールドで黒に金文字の入ったお箸に高級感があります。そして、このお箸、デザート前に箸拭きが提供されお土産にできます。
持ち帰りたい場合は、金色の外袋をグシャっとしてしまわないように。
⚠️注意⚠️です。
木の子グラタン風
一品目は木の子グラタン風とあったので隣の赤い入れ物かなと思ったら、こんがり焼けたパンの中に舞茸のパングラタン風でした。
目の前でチーズをすりおろし、最後に緑を加えて。カリカリの後トロッと味わえる一品が出てきました。
サーモンといくらのポテトサラダ
2品目はポテトサラダなのですが、手間暇をかけてサーモンを焼いて、さらにはチーズでできたパリパリのクラッカーも焼いた上で、ポテトサラダといくらに加える豪華版。パリパリのクラッカーを割り入れた食感といくらのぷちぷち感、サーモンの味わいと良い感じで複雑に絡み合うものでした。
松茸の肉吸い
大阪名物肉吸い。肉吸いは肉うどんからうどんを抜いたもの。吉本新喜劇の俳優さんがオーダーされたことが発祥になった名物です。
肉吸いでもお肉をまずは焼いて下さるという贅沢ぶりが、鉄板焼きの素敵なところ。
しかも合わせるのは松茸!この肉吸いが気になっていた赤い蓋の器で提供されます。蓋を閉めて目の前に、そして蓋を開けて下さると、香りが広がります。
イカ焼き MYDO style
続いて大阪というか、北『梅田』の阪神百貨店名物のイカ焼き。阪神百貨店も改装されて洗練された食道街となりましたが、その昔B級グルメ感漂うイメージも強い一品。昨年度阪急阪神HDの株主総会で甲子園でイカ焼きを売って欲しいという提案もあったらしいという阪神地域では有名な品です。
イカの丸焼きや、ゲソ焼きと異なり、ジャンルは粉物。イカの挟み焼きというものです。
この一品のB級感を芸術感に変換したものがMYDO Style。鮮やかにうずら玉子を割る手捌きも芸術ですが。
具材となるイカとうずら玉子、生地が焼き上がる頃。
ドンという音が。お皿に置いたイカ墨をドンと叩いてイカ墨模様のお皿を作り、一口サイズのイカ焼きがのり、ゴージャスに金粉を加えて完成です。
イカが墨を吐いているイメージを表現されたという説明もアーティストのような。そして、お皿の模様を見比べ合うのも楽しみ方かと。
味はイカ焼きそのものを超えるぐらい美味しいのは、周りに散らされたアオサの揚げ玉っぽいもの。やめられない魅力で全粒いただいてしまいました。作られている方も作りながらついつい味見という言い訳で食べたくなるという、密かな名品のようです。
余談ですが、本物の阪神百貨店のイカ焼き覗いて行こうかと帰りに見たところ。なんと、百貨店の入り口付近までうねりながら続く長い列で諦めました。
この日は阪神百貨店の優勝記念セールグッズ販売日で、ニュースでも報道されるほど阪神百貨店に人が集まる日でした。
宮崎県中村牛 赤身肉 100gと焼き野菜
さて、お肉は大阪名物スタイルではなく、鉄板焼き屋さんとして王道。
2名分の食材のお披露目タイムを経て、希望の加減で焼かれた後、紅葉の器で提供されます。合わせるのは山葵塩、お塩、胡椒、湯浅醤油の4種。
100gですが、ボリュームも感じます。
木の子と挽肉のカレーガーリックライス
さて、お楽しみのガーリックライスは珍しくもカレー味。どんどんカレー風味に仕上げて、さらに追いカレー粉を。上に玉子を乗せてくれます。
大人ぶって言えずじまいでしたが、私はお子さま舌。ですが、らっきょう、福神漬け、玉子と合わせられた8割までは辛くても美味しくいただけました。
ただ、まろやかな付け合わせが切れた最後2割で辛さに負けて、夫に。
参考にならないかもしれませんが、一般の大人は辛すぎると思わない味ですが、カレー屋さんで『辛くないカレー下さい』というレベルの方はお伝えしておいた方が良いかもしれません。
みたらし団子
最後はいよいよみたらし団子の登場!私が一番に楽しみにしていたメニューです。
鉄板の端っこでじっくり焼いて、たこ焼きの舟風の入れ物に乗せってとろっとタレを。出来立てのホカホカみたらしが楽しめました。