琵琶湖マリオットは最近宿泊記をあげたところですので、今回は最新情報として、12Fレストラン DininngGでのSAKURAランチの情報を。
琵琶湖マリオットの場所などの情報は宿泊記をご参照下さい。
琵琶湖マリオット DininngGとは?
琵琶湖マリオットのDininngGは唯一のレストランで朝食会場でもあります。フロアは最上階の12F。
窓際席にアサインされると、目の前をトンビが飛び交ったり、どこからか水上飛行機が近づいて来たりと飽きることもない景色が見られるレストランです。
レストラン情景 比叡山系には雪
またこの日は3月1週目。桜がテーマのランチは始まりますが、比叡山系の山頂にはまだ雪が残っています。
滋賀県は湖の県だと言われているけれども山の県でもあるとと、前回訪問時タクシードライバーの方のお話を思い出す琵琶湖と山の情景楽しめるのがこのレストランの醍醐味と言えるでしょう。
SAKURA Lunch
Wa Lunchシリーズ
DininngGにはWalunchという3900円/人というお手軽和食ランチがあり、季節に応じてメニューが変わります。2023年4月16日まではSAKURALunch、そのあとはSATSUKIに変わります。
一品目:SAKURAplate
桜ランチのメインともなるプレートからお食事は開始。和食を洋風の盛り付けにて楽しませるWalunch らしい一品です。八寸とよばずメニューもplate表記でした。
品数が多すぎて、スタッフの方がお料理の説明時のメモをチラチラは、ご愛嬌。始まってまだ日が浅いメニューですから。
左肩は桜豆腐。
木のプレートの揚げ物は、海老あられ揚げ 菜の花 アスパラです。その横には明太子の花蓮根、あと、説明されなければ絶対見た目とは一致しなかった鮪の鳴戸巻きは木の上の1番右のもの。
海老あられ揚げがサクサクあつあつで美味しくいただけました。
桜の花びら型の白い器は3つ。
一つ目1番右は、鯛子芝煮。芝煮は白身のお魚などを醤油と味醂で薄味をつけているお料理のこと。具材だけでなく出汁もいただけるそうです。
二つ目は、小蛸の照り焼きは春らしく、空豆を添えて。実は一口目にいただいたのはこの空豆で、一口食べた瞬間に春を感じたものでした。
三つ目の筍には滋賀県名物の赤蒟蒻が加わります。
その桜の花びら皿に取り囲まれる透明の器は、鴨ロースの赤ワイン煮です。
もう一つのガラスの器蛍烏賊と独活の梅黄身酢がけ。とメニューに。独活って何⁉︎と思って調べると『うど』とのことでした。
二品目:お造り 琵琶湖限定びわサーモン
お造りはびわサーモン(琵琶鱒)と鯛の昆布〆 桜の香り 花びら見たてというテーマに沿ったもの。かつびわサーモンはその名の通り琵琶湖でしか獲れないものです。
お皿の上部に散らされた紅塩も春らしくいただけます。
お醤油はジュレ形式。ジュレの数とお造りの枚数が一致しているので1枚にジュレ一粒口の中で合わせます。
三品目: 鰆(さわら)道明寺蒸し
春の魚と、名前からまた春を感じる鰆は道明寺蒸しで。
道明寺蒸しというのは、藤井寺にある道明寺に由来があり、神様にお供えした穀物を乾燥して粉にした道明寺粉を使った蒸し料理のこと。
単品でもお腹が膨れそうなものです。
その和の由来深そうなお料理も桜色のお出汁を添えて洋皿で提供されます。
四品目:桜蒸し寿司 滋賀発祥の日野菜
ご飯ものはしっかりと温かみのある牛時雨煮と日野菜の桜蒸し寿司。
日野菜というのも滋賀が発祥の地となる伝統野菜で蕪の一種です。漬物でいただくもので現在は滋賀に限らず広い地域で栽培されています。
五品目:桜色の蛤煮麺
添えられた汁椀には、蛤煮麺。桜色と白色の麺が混ざり合っていて春らしい彩りが続きます。
(ここに来てご飯プラス麺はお腹いっぱいになりますが……。)
六品目:抹茶と桜の錦玉羹(きんぎょくかん)は珈琲付き
珈琲・紅茶または日本茶を選択してのデザートタイム。
錦玉羹(きんぎょくかん)という寒天に砂糖を加えた透明のお菓子のこと。ちょっと写真では透明なのがわかりにくいですが。
今回は抹茶味、中に桜が入っています。また、お菓子が置かれている葉は塩漬けの味がほのかにして、桜餅をいただいている気分となりました。