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黒部ダム観光後の半日観光 モデルコース 劇団四季 浅利慶太記念館→市立大町山岳博物館見学とカフェ→ホリデイインで日帰り温泉も(2023年10月情報:長野)

黒部ダムに朝半日で観光に行かれる方も多いと思いますが、午後周辺観光をしましたので一つのレンタカー利用モデルコースとしてご紹介させていただきます。

黒部ダムの訪問記はこちら

ルートの最後のANAホリデイインでの温泉は私は宿泊地として訪れましたが、宿泊していなくても日帰りも可能、しかも訪問した時期は夜9時まで日帰りOKでしたので、ご紹介ルートに組み込んでみました。

黒部ダムからの長野側帰着地 扇沢駅からのモデルコース

コースは、黒部ダムからの長野側帰着地となる扇沢駅を出発して、10Km程度離れた劇団四季 浅利慶太記念館を見学し、その後十数分のドライブで行ける市立大町山岳博物館へ、そこでカフェでも一服したのち、ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよんで日帰り温泉というコースです。

劇団四季 浅利慶太記念館

劇団四季 浅利慶太記念館は、2023年7月にリニューアルされた2階建の博物館です。

入館料は大人600円。四季会員は500円になります。

ミュージアムが流れている画面は1つで、あとは音声ガイドで解説を聴きながら廻る形です。

ミュージカルのみではなく台詞に音楽を用いないストレートプレイなど劇団四季の取り組みが紹介されています。

ライオンキングのお面が役割によって表情が代わっていることや、マンマ・ミーアのステージレイアウトが実際にミニチュア模型を使って実施されていたことなども紹介されていました。

劇団四季浅利慶太記念館 外観
劇団四季浅利慶太記念館 料金
劇団四季浅利慶太記念館 入館券

グッズはミュージアムショップという形で大々的な売り出しはしておらず、劇団四季四季の70周年記念品などがいくつか受付前で販売されていました。

70周年記念ボールペンセットは1200円でした。

劇団四季70周年記念ボールペン

市立大町山岳博物館

次に向かったのは、市立大町山岳博物館。市立だけあって入館料はお手頃で大人450円。

一瞬で見終わってしまうかもと言いながら向かったのですが、景観を眺めたり、ほぼ撮り放題の写真を撮影したりとかなり楽しめました。

市立大町山岳博物館
外観

市立大町山岳博物館
撮影可能掲示物

3F アルプスの山々を眺める時間

この博物館の醍醐味は、3Fから北アルプスの山々をじっくり眺められるところでしょう。なんと望遠鏡も無料(テレビ望遠鏡は有料)。

10月上旬、山頂に雪を抱いた山々の細部まで鑑賞できてしまいます。

市立大町山岳博物館
大町の紹介

また、写真撮影用の小さな小窓があって、写り込みを気にせず雄大な景色が撮影できるよう気配りされているところも素敵です。

市立大町山岳博物館
無料望遠鏡

山の名称パネルがあって、実際の景色と照合してみたり、四季の映像をオンデマンドで堪能したりと、黒部ダムの混雑帰りだけに静かな山との時間をじんわりと感じました。

市立大町山岳博物館
山の名称説明パネル
市立大町山岳博物館
3Fからの景色❶
市立大町山岳博物館
3Fからの景色❷

市立大町山岳博物館
四季の映像

2F 北アルプスの成り立ちと氷河・動物たち

北アルプスの景色を堪能した後は、2Fでその成り立ちを学びます。東側から見ると、急角度な北アルプスですが、反対側はなだらかの非対称な山です。

250万年前の隆起運動と火山噴火の影響を受けて何層かの地層が重なって形作られたものです。

市立大町山岳博物館
地層を形作る地盤種別

さらに奥には、地球の成り立ちまで壮大な話となって、億単位の昔の地層から出土された化石紹介されていました。

市立大町山岳博物館
化石類の展示

市立大町山岳博物館
アンモナイト化石

市立大町山岳博物館
ジュラ紀からの魚類カトゥルスの化石

その後展示室に移動するとパネル展示で氷河の解説が。10月にはもう雪が降っているんだと何気なく見ていた北アルプスの山頂付近。

実は氷河の定義『重力によって長時間にわたり、連続して流動する氷雪体』に当てはまる日本の氷河認定されているものもあるとのこと。

極寒の地となる前に涼しい気候で本物の氷河が見られるとは。素晴らしい体験ですね。

市立大町山岳博物館
日本の氷河解説パネル

そして、山岳地帯を生きる動物たちのコーナーに移ります。驚いたのは日本カモシカが広い括りで『牛』の仲間だということ。そう言われて見てみるとずっしり感が牛に見えなくも….,。

市立大町山岳博物館
日本カモシカ アナグマなど

私は不勉強なことにお菓子『雷鳥の里』から知った希少な雷鳥も。夏の茶色い様子と冬の白い姿を見比べることができるようになっています。

市立大町山岳博物館
夏の雷鳥

市立大町山岳博物館
冬の雷鳥

動物だけでなく、植物の展示も。ミズバショウの花を見ると涼やかな童謡が頭の中を流れますね。

童謡は尾瀬唄ったものですが、信州もお水の澄んだイメージとよく合う地だと思います。

市立大町山岳博物館
ミズバショウ

1F 山と人の歴史

1Fは山と向き合ってきた人の歴史展示。藁でできた靴(今でいうスノーシューズ)やカンジキ、藁の上着などよくあの厳しい気候をこの服装でと思ってしまう用具類が展示されています。

市立大町山岳博物館
藁の登山用具類

市立大町山岳博物館
藁の靴

市立大町山岳博物館
猟師さんの家

市立大町山岳博物館
山小屋比較 明治末

市立大町山岳博物館
山小屋比較 近代

市立大町山岳博物館山小屋気分カフェ

市立大町山岳博物館のカフェは、壁・床は公共施設風ながら、縦に大きく切り取られた窓から見る北アルプスの風景と、こげ茶色の木材家具のおかげで窓際席に座ると、山小屋で珈琲を飲む気持ちが少し味わえます。

珈琲は本格ハンドドリップ、そして、シンプルながらも焼き目も綺麗で甘めのパンを主軸としたホットサンド。セットでも1,000円しないメニューながら幸せ感が高い場所です。

市立大町山岳博物館
カフェメニュー
市立大町山岳博物館
カフェインテリア
市立大町山岳博物館
カフェ ホットサンドと珈琲+山々の借景

市立大町山岳博物館附属園

市立大町山岳博物館には、建物の中の施設以外に屋外付属園というミニミニ動物園があります。

博物館を見学すると興味の沸く雷鳥。入り口付近で迎えてくれるのは雷鳥の一種でも、北アルプスに生息するものではなくスバールバルライチョウという種類です。ノルウェーのスバールバルという地方の名前から来ているそうで、ツンドラ地方に生息しています。

初めに見た時には奥にひっそりいたので、白い鳥かと思って見ていましたが、歩き出してみると短めで太い足がなんともいえず、ずっと見ていられる愛らしさでした。

市立大町山岳博物館 附属園
スバールバルライチョウ

そして、別にある雷鳥舎では、北アルプスに生息する雷鳥を近くに見ることができます。ちょこまかと動きが早くて写真を撮るのは一苦労ですが。

市立大町山岳博物館 附属園
雷鳥

そして、日本カモシカがいるという場所は2箇所。探してもいないなあと思いきや、坂の上の方にいました。さすが高山に住む動物ですね。

市立大町山岳博物館 附属園
日本カモシカがいるという場所
市立大町山岳博物館 附属園
日本カモシカ

ホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん日帰り温泉

さて、最後はホリデイインリゾート信濃大町くろよん。日帰り温泉の料金は大人1200円。

女性用化粧品は雪肌精のラインナップが揃っていて、ブラシもあります。持参した方が良いのは髪ゴムぐらいでしょうか。

雨が降っていないときには屋外露天風呂で緑を見ながら寝湯につかる時間を楽しめます。

ホリデイイン信濃大町くろよんの宿泊記はこちら

ANAホリデイインリート信濃大町くろよん
外観

ANAホリデイインリート信濃大町くろよん
ロビー

ANAホリデイインリート信濃大町くろよん
温泉入り口

ANAホリデイインリート信濃大町くろよん
湯上がりロビー

お風呂上がりにはビールとペットボトルドリンク以外に瓶の牛乳、珈琲牛乳(各200円)もあります。

ANAホリデイインリート信濃大町くろよん
牛乳販売機

ANAホリデイインリート信濃大町くろよん
珈琲牛乳

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