宮古島の与那覇前浜ビーチの付近で観光農園を発見。自動走行の車で園内を観光できる25分間のトロピカルガイドツアー(1,400円/人:入場料込)参加しました。宮古馬に餌をあげたり、フルーツジュースを飲んだりとのんびり時間を過ごせます。
まいぱりの場所は?
宮古空港から7Km、南西部与那覇前浜ビーチにほど近い場所にあります。
ツアーの申し込みは当日 受付で伝えるのみでOK
まいぱりの入場券事前購入割引は、私は利用していませんが、JTBさんのサイトによるとコンビニで購入できる模様です。
私は入場のみ(大人 700円/人)で良いかとふらりと行ったのですが、現地でよく見ると、入場のみではカートも乗れない上、宮古馬も見れないということで、トロピカルガイドツアー参加(大人 1,400円/人)に急遽切り替えました。
10時オープンちょうどの時間について受付をすると10時15分のツアーが予約できるはずですが、6名集まったのでそのまま出発できるとのこと。GWですので、ツアーはどんどん回す方式だったのかもしれませんね。
トロピカルガイドツアーは3台の自動走行カートが1組
トロピカルガイドツアーは3台の自動走行カートが縦に並んで1組となって巡り、徒歩でガイドさんがついてこられてマイクで説明するという、なんとものんびりなスタイルです。
マンゴー・バナナ・パイナップルと書かれたステッカーを受付でもらえるので、その果物の名前のカートに乗るスタイル。2名でも相乗りはなく、前座席でも後ろ座席でも好きな方に座って良いようです。運転の必要はないため、運転席も普通の座席と同じ扱いで、フルにのると大人なら6人/カートは乗れます。
冒頭文記載の通り、ツアーは25分間。乗車カートは3台×2組あるので、朝一は並んでいる感じはありませんでしたが、出払うと待ち時間が発生する形となります。
トロピカルガイドツアーの植物見学
ガイドさんは先頭に合わせて解説するため、真剣に学ぼうとすると、2台目・3代目に当たると一体何のこと!?ととなることもありますが、宮古島らしい空気感でのんびり楽しむのが良いかなと思います。
シークワーサー
シークワーサーは和名をヒラミレモンと言い、シーは『酸っぱい』の意味、『クワーサー』は食わすの意味で酸っぱい食べ物という意味を持っています。
ドラゴンフルーツ
ドラゴンフルーツは昨今南国でフルーツとしてよく見かけるものですね。英語でピタヤというサボテンを意味する名前を持ちます。果実を見てもわかりにくいですが、木を見るとサボテンの一種かなと思えてきます。
ピーチパインとスナックパイン
しばらく走行すると左右両側にパイナップルが見えてきます。
網がかかっていて見にくいのですが、2つのパイナップルは種類が異なります。
片側のピーチパインは、名前の通り桃のような香がして甘味の強い品種のもの。
もう一方のスナックパインは、手でちぎって食べられることからスナックのようなパインという意味をもつ品種です。スナックパインは酸っぱい品種ですが、宮古島のものはスナックパインのなかでは糖度が高いそうです。
フクベ
フクベという大きな実のなる木。フクベというフルーツは聞いたことがないなと思っていましたがそれもそのはず、フクベの大きな実には毒があり、食べることはできないそうです。
では、その活用方法ですが、この実は乾燥させると毒が抜けるそうで、大きな丸い形を活かして木工用に使えるとのことでした。
テイキンザクラ
日本の桜に似ているけれども、実は南洋の花で桜ではないテイキンザクラ。
華やかな美しい色のお花は台風シーズンが来ると散ってしまいます。このお花を見るにはゴールデンウィーク付近が見頃とのこと。今が盛りの様子を見ることができました。
アレカヤシとナツメヤシ
南国らしいヤシも2種類見ることができます。背の高いのはアレカヤシ、小さめなのはナツメヤシです。
ナツメヤシの実はデーツとして食べられるものですね。
まだ収穫できないパイナップルとゴールドバレル
しばらくいくとまたパイナップルが。網のかかっていないパイナップルは、まだ植えてから2年未満の収穫できないもの。
パイナップルは収穫できるまで3年ぐらいかかるそうです。
その収穫できないパイナップルの次に見えるのは、ゴールドバレル。
ゴージャスな名前ですが、その名の通りの高級品で一玉5,000円以上なのだとか!通常のパイナップルの2倍以上の大きさの立派なものだそうですから、贈答品に適していそうですね。
トロピカルガイドツアー参加者限定 宮古馬の餌やり体験
トロピカルガイドツアーの醍醐味はこの宮古馬の餌やりにあるかと思います。
宮古馬は体高が約120cm程度の小さな日本在来種。国の天然記念物にもなっている希少種です。
カートを降りて見学しているだけだと完全に後ろを向いて遠くにいる状態ですが、餌を見せて呼びかけるとワラワラと近づいてくれる様子が可愛らしいです。
餌は基本柵の上から食べていますが、柵の間に顔を出す馬も。お子さんでもあげられると思いますが、非常に貪欲に食べていて力が強いため、注意です。
散歩コース
散歩コース
トロピカルガイドツアー参加者は入場料込みですので、ツアーの前後に散歩コースも歩けます。トロピカルツアーよりじっくりと植物を見ることができるようになっています。
ブーゲンビリアやハイビスカスなど南国の艶やかな花も楽しめます。
やぎ
なお、植物以外にトロピカルコースの時もちらっとは見えるのですが、散歩道ではじっくり見れるのは『やぎ』です。
小屋の屋根の上で王者の風格を見せていたりします。
受付棟のカフェ
フルーツ農園ですので、カフェはトロピカルジュースやアイスクリームが中心(GWのためか品切れも多いようですね)
10時半を過ぎると少し混み合っていました。
アイスクリームのコーナーにはアテモヤ(今日のアイス)・やぎミルクジェラードなんていうものもあります。
少しオーソドックスにバナナジュースミントいりをお願いしたところ、ミントは生のミントを入れてくれるそうです。
受付前にテーブルと椅子があるほか、外の芝生席でもいただくことができます。散歩道に入る手前のこの芝生席までは、入場料不要の無料エリアとなっています。
そして芝生エリアにも小さなやぎがいます。