アクアイグニス仙台は2022年4月にオープンしたばかりの施設です。
ガイドブックでオープン情報を見て、三重県にあるアクアイグニスや、関西空港の対岸で飛行機を見ながら入浴できるアクアイグニスの洗練された雰囲気を思い出し、行ってみたいと、仙台訪問の空港への帰路に立ち寄りました。
アクアイグニス仙台の場所は?
アクアイグニス仙台は、空港まで10Km圏内と遠方から、仙台を訪れた人が旅の終わりに立ち寄る温泉としてもお勧めです。
台風接近のため空は….ですが、近づくと美しい温泉複合施設の景色が広がっていました。遠目でも駐車している車が多数見えましたので、人気施設であるようです。
事前準備:じゃらんで予約可能
温泉はじゃらん遊び・体験で予約も可能です。私は、訪問できる時間が限られており、かつ3連休中日という日程でしたので、念のためにと思って予約訪問しました。(行ってみると訪問した日は予約しなくてもフロントでお支払いして入場もできました。)
入場料は平日が大人750円・子ども400円、土日祝は大人850円・子ども450円です。
タオルはレンタルバスタオルが200円・通常タオルが100円となっています。
また、シャンプー・トリートメント・ボディーソープはありますが、基礎化粧品はついていないため持参しましょう。(基礎化粧品セットは250円で販売していると書いていました)。
アクアイグニスの日帰り入浴をじゃらん遊び・体験で予約する場合はこちら
日帰り温泉『藤塚の湯』
アクアイグニスのイメージは宿泊施設があるものでしたが、こちらのアクアイグニス仙台は温泉複合施設、とのことで日帰り温泉施設です。
温泉は遠目からも見えていたメインの建物の2Fにあります。アクアイグニスはメインの建物周りを独立した建物のショップなどが囲んでいる形をしています。
2Fでじゃらんのチケットを見せて温泉へ。アクアイグニスらしい涼しげなゲートにフロントで受け取った2次元コードを翳して入場します。
入場ゲートを入ったところはライブラリーカフェとなっていて、珈琲が200円からとお手頃にお茶をいただいたり、琉球畳のフロアーで待ち合わせをしたりできるようになっています。
リラクゼーションサロンもありました。
このライブラリースペースは男女共用で、その後は温泉へ。
もちろん撮影は禁止です。中は大きな内湯と露天(屋根あり、正面壁だけが開いているイメージ)が1つづつ。お湯は無色透明でした。また、ドライサウナと水風呂もあります。
『賛否両論』の店主さん監修『笠庵』のおまかせご膳
当初アクアイグニスでは入浴だけでお食事をするとしても何かつまむ程度と思って調べていなかったのですが、行ってみるとなんと『賛否両論』の店主さん監修の『笠庵』という看板が。
実は、『賛否両論』は、我が家の冷凍おかずお取り寄せNo1の料亭。外食ができないけれど、美味しいものが食べたいなとコロナ禍の中、お中元販売時に自宅へオーダーしてみたところハマってしまい、お中元・お歳暮コーナーで自分用のものを選択する楽しみが続いています。
そんな賛否両論の店主さんが監修しているお店と出会ってしまったので、急遽本格的なお食事をするよう方向転換しました。
本格といっても、日帰り温泉施設のレストランですので、おすすめのおまかせ御膳は3,500円、料亭価格ではなく安心です。
おまかせ御膳を1人分と野田鴨つけ蕎麦(2,100円)をオーダーしました。単品麺類は900円ぐらいからあるため、軽いお食事もOKです。
おまかせ御膳
おまかせ御膳はかなり本格仕様。一つの御膳にどんと出てくる感じではありません。
おまかせ八寸はこちら。
イチジクの白和えや、バターナッツ南瓜のすり流しなど甘党には嬉しいメニューも揃っています。真ん中の戻り鰹には写真左中央、程よい辛味の『舞茸醤油』がマッチします。
目に美味しくて、食べても美味しいを感じながら八寸、かなり楽しみました。
続いては長葱のあんかけ茶碗蒸しで一旦お腹をやさしく。
メインはお肉か魚かの選択制、魚の方が鮭のフライと重そうだったためお肉を選択。お肉は宮城県産豚の西京焼きです。
西京焼きは白麹多めの白味噌・酒・みりんなどに魚を漬け込んで焼いたお料理ですが、お肉の西京焼きも甘くて柔らかでした。
ごはんは宮城県産新米の五百川です。
最後のデザートは、みたらし餡がけのアイスクリームです。
野田鴨つけ蕎麦
野田鴨のつけ蕎麦は一つの御膳で出てきますが、鴨のみではなく別皿のおかずと茶碗蒸しもついている本格メニューでした。
そして、こちらにもおまかせ御膳と同じデザートがついています。
ショコラ専門店『ル ショコラデュアッシュ』
アクアイグニスはメインの2階建の建物の周辺に『猿田彦珈琲』や『マルシェ』などが入った建物が周辺を囲っています。(すみません、写真の天気が…。雨の直前でした)
その一つ『ル ショコラデュアッシュ』というショコラティエ辻口博啓シェフのお店に入ってみました。
ショーケースの中には一粒づつが贅沢なチョコレートが並んでいます。
お手頃な自分へのお土産として、オレンジとプラリネのチョコレートバーを買いました(各550円)
家で開けてみるとオレンジウェハースの中に厚めのショコラ。贅沢なスイーツとして楽しみました。