東京方面からだと便利になる福井への新幹線延伸。延伸前に活気づく福井駅に12月に訪問してきました。1泊2日、2日間のランチタイムで2軒➕日本酒飲み比べのできるCafe &Barと合計3軒を巡ってみました。
11月12月の福井名物といえば、せいこ蟹!雄の蟹よりかなり小ぶりな雌の蟹です。小ぶりでお手頃なのに内子の味わえるとてもありがたいせいこ蟹。12月末までしか漁ができないため、2が月間限定のお味を味わう目的の旅です。
『福井駅とはお別れ』目前のサンダーバードで
大阪から福井駅に向かうJR特急サンダーバード。金沢旅行などでも度々お世話になっていましたが、新幹線開業と同時に大阪から敦賀(福井駅から見ると滋賀方向の駅)までの運行となってしまいます。そのため直に福井まで行けるのはあと3ヶ月です。
金沢行きの表示も見納めですね。
新幹線開業目前の福井駅
駅構内
駅前広場
駅前広場は恐竜推し。常時鳴き声が聞こえ、動く恐竜たちが。その大きさは後ろのビルと比べても伝わります。
福井駅の建物の絵も駅から飛び出しそう。
コートヤード福井は駅前に
恐竜広場から見上げると、マリオット系で2024年の開業を待つコートヤードはすでに看板表記されていました。
コートヤード前・駅前グルメ拠点ハピリンでは新幹線開業記念のお土産物など
そして、そのコートヤードと福井駅の間に建つのはハピリンというショッピンググルメモール。
お土産物屋さんやグルメスポットもあります。
モールの中にはすでに開業記念のお土産箸も売られていました(1,500円)。
駅前グルメ①『らでん』GIタグ付きせいこがに丼
さて、では本題の駅前グルメを。
1軒目は訪問の2ヶ月前から予約をしていた『らでん』。せいこがに丼の予約は3部制。11時から、12時15分から13時からと分かれています。10月の予約時にはまだ12月の料金は決まっていないけれども6,000円/人ぐらいかなとのこと(11月の方が若干お安い)。予定通り6,000円でした。
こちらは高級店らしくモールの中ではなく、外側に立派な入り口があり、越前がにとの看板が出ています。
夫はビール(730円)私はウーロン茶(500円)をオーダーしましたが 日本酒も充実のようです。
せいこがに丼御膳は、お刺身や茶碗蒸し、デザートを含んで1回でどんっと出てきます。せいこがには2杯分、完全に身をほぐした状態で出てきますので、食べづらさは皆無です。
おそらくメインとなる内子もたっぷり。濃厚な味が広がります。脚は雄がにに比べると小さいのは致し方なし。外子もプチプチです。
この絶品のせいこがに。4匹それぞれ違う船・港が書かれたGIタグ付きです。GIタグというのは一般社団法人越前町観光連盟の出されている越前がに公式ガイドブックによると以下の通り。
地域固有の気候風土や伝統製法と結びついた産品や食品の名称を知的財産として保護する制度です。
越前がに公式ガイドブック
駅前グルメ②いちろくらーめん
らでん訪問時列が出来ていたラーメン屋さんを見て気になったので、翌日遅めのランチはラーメン。14時過ぎでしたので空いていました。
場所はハピリンの2階です。
イチオシは1,360円のせラーメンとのことでそれを選択。
塩は背脂あっさりで細麺、醤油は背脂量と麺の太さが2段階から選べます。が、真ん中の量にしてもかなりコッテリめ。醤油出汁を味わうにはあっさりが正解な気もしました。塩味の方が割としっかり味がついていて個人的にはおすすめです。
のりに煮卵、チャーシュー、もやし、揚げ玉ねぎ。辛味の青唐は別添えにしてくれての提供です。
駅前グルメ③日本酒呑み比べ Cafe &Bar 福人喜
最後の一軒は超超お得でお勧めな日本呑み比べBar。
コートヤードができて再訪する機会があれば、絶対もう一度行きたいと思うお店です。
お土産物屋さんの一角にあり、お土産物屋さんのレジでオーダーする方式ですが、着席していただけるBarです。
結構高級な日本酒が呑み比べで格安にいただけるのが嬉しいところ。
究極大吟醸セットなんて1,000円で国際線ファーストクラスのお酒を含んで3種も出てきます。
甘党の私にはこの3種の中で梵日本の翼が最も美味しく感じました。
あと、唯一おつまみが付いているのは、福井自慢の酒蔵至極の呑み比べ(1種700円・2種1,200円)。
甘めの花垣 超特選大吟醸をいただきました。
なんと購入すると一本5,000円もするお酒とおつまみのチーズとお魚がついていました。
チーズでいただく日本酒がまろやかで素晴らしく甘味も感じる一杯でした。
福井市民だったら通って日本酒学びたくなるお店ですね。