ホテルオークラ岡崎別邸宿泊記❸ お食事編　ヌーヴェル・エポックでの6品ランチとアメリカンブレックファースト（2023年11月情報:京都）

ホテルオークラ岡崎別邸宿泊時、到着日には6品ランチコース、翌朝食は宿泊プランについていたアメリカンブレックファーストをいただきました。ランチは外来ももちろん可能です。

本宿泊記は以下の3部構成で記載しています。

ランチ予約はシャンパン付きプランを一休レストランから

レストランヌーヴェル・エポックの予約は一休レストランからの予約にシャンパンがついているようでしたので、そちらを。6品のコースはこのレストランで最もお手軽なコースで、9,680円/人でした。

ホテルオークラ岡崎別邸のレストランは1箇所（軽食などをいただけるラウンジはレストランに隣接してあり）。

数々のアート作品が飾られていて、テーブルを飾るのは西陣織のランチョンマット。優雅な空間です。

ついていたシャンパンボトルの写真を撮影させて下さいと依頼したところ、なぜか、ボトルを置きに行って私たちの写真を撮影して下さったので（聞こえにくいタイミングでお声がけしてしまったのだと思います）、シャンパンの銘柄はローランペリエとのことでしたが、写真漏れですみません。

代わりに別オーダーしたノンアルコールカクテルが果実も入って美味しかったのでそちらの写真を。あと、ビール芳醇496とどちらも1,800円ですがオークラグループのワンハーモニー会員ですと10%引きとなりました。

アミューズはフィンガーフードで、一口で上品な甘みを感じる素敵なものですが、のっているお皿にも特徴が。枯山水の水紋様なものが彫られた石造りの重そうなものに見えるのですが、食べ終わって持ち上げて見るとびっくりの軽さ。実は木製だと、スタッフさんが教えて下さいました。

前菜は鯖の燻製。香りの良いものです。ビネグレットソースとサワークリームのソースです。ビネグレットはフレンチドレッシングのことです。

パンの前にバターが出てくるのですが、これがまた日本庭園風で目を楽しませてくれます。

そしてパンは、硬すぎないハードブレッドとミルクパン。

お魚料理はホタテ。ジロール茸が添えられています。ソースは秋を感じる南瓜と黒トリュフのソースクーリと書かれていました。クーリとはフレンチで使われるトロリとしたソースのことです。

最近高級なレストランで、SDGsの流れとして説明付きでよく出てくる『経産牛』。硬いイメージがありますが、最肥育されているのか、柔らかく美味しくいただける赤味肉となっています。

霜降り一択信仰がなくなって、お肉料理の世界も多様化していますね。

個人的なお祝いのためのランチのためメッセージ入りにして下さったデザートは宇治抹茶とホワイトチョコレートのムースケーキ。甘み加減が控えめかつ繊細で、一口いただいて、夫と目が合いました。二人とも『あまりの美味しさに驚いた！』という状況でした。

最後は珈琲と、本来ここで小菓子ですが、お部屋で辻利の『かぶせ茶』と一緒に楽しめるように小箱に入れましょうかとリコメンドいただけました。

デザートの余韻もう少し楽しみたかったのでありがたくお願い。

こちらのレストランの方々、皆さんとてもサービスが素晴らしく、帰りのエレベーターでも夫と共に良いサービスだったなあと感動していました。

宿泊プランについていた朝食はアメリカンブレックファースト。ホテルオークラ岡崎別邸の朝食はこのアメリカンブレックファースト以外にきょうとブックファーストというワンランク良いものなどもあるようですので、宿泊時プラン選びにはどのコースが含まれているか確認した方が良いかもしれません。

フレッシュジュースはオレンジジュースかグレープフルーツジュースから選択。写真はオレンジジュースです。

まずはサラダが独立したお皿で提供されます。

パンは通常は、クロワッサンとパンオショコラですが、玉子料理に合わせてトーストもおすすめですとのことでしたのでトーストを選択しました。

玉子料理はオムレツ、フライ、スクランブル、ボイル、ポーチドエッグがあります。アップ料金（＋1,452円）でエッグベネディクトやオークラのフレンチトーストも選べます。オムレツはプレーンにお肉、野菜は別添えでした。

ポーチドエッグは玉子2個タイプでマフィンの上にのって提供されます。

玉子料理の横にはBOX。豆のトマト煮込みとチーズ、美山のヨーグルトとグラノーラ、添えているのは杏のジャム、そしてフレッシュフルーツが入っています。

最後の珈琲は和紅茶も選択可能でした。