GW前半の名古屋旅行、到着するなり向かったのは新日本料理『宗春』。尾張徳川7代藩主の徳川宗春氏のお名前に因んで名付けられた日本料理店です。
徳川宗春氏は吉宗将軍の質素倹約『享保の改革』に対抗した規制緩和、商工業の積極発展を目指した方。そのお名前を冠したということは、お料理の豪華さに期待ももてますね。予約時の内装を見ても質素倹約とは対極にありそうな雰囲気です。
一休レストランのお得かつ豪華メニューと口コミに誘われて予約した完全個室の『黒毛和牛しゃぶしゃぶランチ』です。
お得かつ豪華なランチ予約は一休レストランで
ディナーは9900円プランからのこのお店もランチは4000円台から予約が可能です。
私は、せっかくの名古屋旅行、豪華メニューで名物きしめんもいただける『黒毛和牛しゃぶしゃぶコース』を予約しました。
新日本料理宗春は名古屋駅 徒歩5分
新日本料理の宗春は近鉄・名鉄・JRいずれの名古屋駅からも徒歩5分という『名駅前東海ビル 1F』にあります。
入り口は予約していないと見失いそうな完全に中の見えない扉。チャイムを押して開けていただきました。
豪華な個室
2名で入らせていただいた洋風個室はソファのゆったり席で漆塗りの豪華な装飾が飾られています。
別オーダードリンク:日本酒は秀鳳 珠韻を
乾杯酒は別オーダーで。生ビールはアサヒスーパードライ770円。中瓶だと968円でした。杏露酒の水割り割は770円でした。
秀鳳 珠韻(1210円)は山形県のお酒で限定特約店でのみ販売されている希少なお酒。純米大吟醸の精米歩合は非公表ですが、ネットの噂で30%⁉︎なんて書かれているものもありました。
この大吟醸、甘味がしっかりしていて、通常日本料理よりもわずかに味の濃いこのお店の料理にも非常に合います。甘味しっかりの純米大吟醸、秀鳳 珠韻は甘党酒好きに方に超おすすめです!
とっくりとお猪口2個で良いですかと聞かれたので、希望すればグラススタイルも可能ということでしょう。
蟹・ウニ・トリュフ・フォアグラへと続く黒毛和牛しゃぶしゃぶコース
4月の黒毛和牛しゃぶしゃぶコースをご紹介します。メニューに4月のとありましたので月ごとに変更されていくようですね。
■座付 紅ズワイ蟹と雲丹の飯蒸し
一品目はウニがとろけ、紅ズワイ蟹が蟹味噌風味で混ざり合う絶品の飯蒸し。
■御造り 真鯛昆布締め造り トリュフ削り
粗塩に酢橘を絞っていただきます。擦りたての山葵の効きも素晴らしく、広がるトリュフの香りと合わせて良い意味で風変わりなお刺身でした。
■一貫 厳選ネタ握り 江戸前赤酢 一貫
本日の一貫はカツオ赤酢握り、柚子胡椒添えです。
赤酢握りは初めていただいたのですが、調べてみると赤酢は米ではなく酒粕からできているお酢のようです。
ほんのりシャリ部分が赤くなっています。
■蒸物 トリュフとフォアグラの茶碗蒸し
フォアグラバターソースとトリュフ餡が乗っていて結構しっかりとした味わいの茶碗蒸しです。濃いめのトリュフ餡と大吟醸の組み合わせが最高でした。
■鍋物 特選黒毛和牛ロースしゃぶしゃぶ
ランチで6000円ですので、お肉はちょこっと2切れぐらいのしゃぶしゃぶかと思いきや、ずいぶん豪勢な霜降り肉のしゃぶしゃぶがメインとなっていました。お肉の数はなぜか奇数でしたが、1枚サービスかな….と思ってありがたくいただきました。
白菜でなくてシャキシャキレタスが非常に美味しくいただける絶品だし。ポン酢と胡麻だれも美味しいので出汁のみも加えて3つの味の食べ比べができてしまいます。
なお、しめのきしめん以外にしゃぶしゃぶタイミングでごはんも追加料金なしで出していただけます。
■御食事 極上秘伝スープ仕立てきしめん
しゃぶしゃぶ〆は名古屋名物きしめん(平打ちうどん)。これをしゃぶしゃぶでいただいた出汁にネギと黒七味塩だけを加えた味でいただきます。
出汁単体でも美味しいですが、塩味が加わると完成系のスープとなって、きしめんがいくらでも食べられそうです。
■甘物 本日のデザート
つぶつぶキャラメルのジェラートと抹茶のティラミス。ドリンクは珈琲、紅茶かお茶が選べます(この珈琲等はランチ料金に含まれています。)
