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甲冑工房 丸武訪問記 鹿児島の超穴場観光地!時代劇で使う甲冑製作現場見学 戦国武将の甲冑撮影可 お土産グッズ ランチ(2023年8月情報)

鹿児島市内から50分以上かかる川内市(せんだいし)正直ここにこんな凄い観光スポットがあるなんて訪問前は予想もしていませんでした。

鹿児島旅行に行くなら必見の凄い工房!ご紹介します。

甲冑工房 丸武の場所は?

鹿児島市内より、南九州自動車道で市来インターチェンジへ。その先も高速だと思っていたら国道になっていました。ひたすら西方向へ1時間弱、薩摩川内という場所にあります。

工場街に突如現れるお城風の情景

周辺は大きめの工場街、物流拠点で、本当に見つかるのかなと思って車を勧めていると突如現れる立派なお城風建築に城門⁉︎

このギャップがまず鮮烈な印象を残します。瓦屋根の後方に見える屋根の感じなど工場街でよくある感じですよね。地域的にはその後方イメージがメインです。

そして、入場料を取っても普通にいけそうな立派な門と敷地ですが、なんと入場料は無料なのです。

お城風瓦屋根

甲冑工房丸武 城門⁉︎風の門

そして、中にはいると整えられた緑と新しい建造物がいくつもあって、1分も見学していない内から来てよかった気分に。

甲冑工房丸武 敷地内風景❶

甲冑工房丸武 敷地内風景❷

敷地内見取図を見ると工房見学以外に展示館やお土産物屋さんお食事処など充実していそうです(この日は射的場は鍵が閉まっていたのと面具・鉄砲工房は探しましたがそれらしきものがなく見当たりませんでした。)

敷地内見取図

甲冑工房見学

甲冑工房の中は、写真撮影不可ですが、実際に兜を叩いて整える様子などを通路から中を覗く形で見学することができます。

また、単に組み立てるだけではなく、量産品はウレタン・ラッカーで実施されているとのことですが、『時代感』をつける塗装などをされているのも見所です。

棟は3棟あって、それぞれで作業工程は異なります。

甲冑工房

着付け撮影館

体験していませんが、着付け撮影館のお値段表を何気なくみたところ、武将鎧(大人)だと8,000円。着付けに20分、その後体験時間1時間とのことですので、本格的な着付けを楽しむところのようです。

着付け撮影館入り口

戦国武将展示館が凄い!!!

ここなんだろうと入ってみた展示館が凄すぎました。数多くの武将の甲冑兜が展示されていて、しかも興味深いことに作った場合のお値段まで表示されているものもあります。そして、ここでも大盤振る舞い。全品撮影OK、SNS OKです。

これ、もし京都にあったら入場するまでに日がくれるほど見学者並びそうと思うものです。

大河松本潤さん着用のモデル

大河松本潤さん着用モデルの見本が着用シーンの掲載誌とともに置いていました。

松本潤さん着用モデル

各戦国武将モデル

左、大友宗麟は600万円、右はお値段ありませんが上杉謙信です。

大友宗麟と上杉謙信モデル

武田信玄モデルはお値段がついていて330万円。

武田信玄モデル

真田昌幸モデルだと150万円。

真田 昌幸モデル

近くで見ると大きいなあと感じる兜飾りの伊達政宗モデルは210万円でした。

伊達政宗モデル

次の兜、私はみたことがありませんでしたが、有名なのでしょうか。藤堂高虎モデル110万円です。

藤堂高虎モデル

源義経モデル(350万円)は鮮やかな赤が印象的です。

源義経モデル

愛の文字で有名な兜は上杉家家老の直江兼続のもの。愛の下に雲の意匠がありますね。そのため、愛の下の名前が省略されていますが、軍神『愛染明王』を指していると伝えられているとのことです。

愛の文字の兜 直江兼続モデル

艶やかな黒は加藤清正モデル180万円です。

加藤清正モデル

その黒の隣で、爛々と輝く金色は加賀の前田利家モデル350万円です。

前田利家は派手な格好で出歩く『かぶき者』だったのことです。織田信長はその趣味に共感されていたそう。

前田利家モデル

そして、一の谷型と言われる形の兜は、朝鮮出兵時に仲違いをした福島正則との和睦時に交換したものと言われているもの。交換後は黒田長政が保有していたモデルです。

黒田長政モデル

その一の谷型の上に馬蘭という菖蒲の一種の葉を示したものを指している兜は豊臣秀吉のものです。

豊臣秀吉モデル

豊臣秀吉モデルの隣は織田信長モデル。この甲冑はヨーロッパの鎧を模した南蛮銅の甲冑でしょうか。お値段は500万円です。

織田信長モデル

これ以外にも紹介しきれないほどのモデルが展示されています。

大谷翔平さんも被るエンゼルスの兜

戦国武将コーナーの横で360度見学できるようにくるくる回っているのは大谷翔平さんがホームランを打った時にかぶっているエンゼルス兜のモデル。

この兜は33万円。丸武さんのオリジナルモデルで、注文が殺到しているとのことです。

大谷翔平さんの兜のモデル

360度回転している展示

ドラゴンクエスト ロトの鎧

ドラゴンクエストの1 勇者ロトの鎧。ドラゴンクエストミュージアムに飾られるロトの鎧の製作も丸武さんだとか。

ドラゴンクエストミュージアム ロトの鎧

芸能人サイン入り兜

時代劇で利用される甲冑のかなりの割合を製造されているだけあって、芸能人の方のサイン入り兜も多数展示されています。

芸能人サイン入り兜

お食事処

お食事処はお盆期間中のためか、うどんのみの提供となっていましたが、普段は定食などもある模様です。

お食事処外観

そして、きつねうどんが400円、この日日替わり的にオーダーできた月見とろろうどんが500円など良心価格です。この月見とろろうどん、ちゃんとこしもあって美味しくコストパフォーマンスも最高でした。

食券機

月見とろろうどん

そしてお食事処でも甲冑や、虚無僧の笠などもあります。虚無僧の笠は被っても良いとか。

お食事処展示甲冑

虚無僧の笠

お土産グッズ

お土産もの屋では、家紋の入ったTシャツや着ると甲冑模様になるTシャツなどが販売されています。

甲冑Tシャツ

甲冑Tシャツは流石に家でも着ると派手すぎるので家紋Tシャツ(2,860円)を。

速乾性で普通にTシャツとして有能でした。

伊達家家紋Tシャツ

後は、本のもの兜を衝動買いはできないので、ミニチュアで出世兜3,520円を購入しました。本物の甲冑工房で購入するとご利益にあやかれそうかと思ってしまいました。

楽天ふるさと納税で丸武さんの返礼品などを見る場合はこちら

出世兜

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