JR下関駅から関門大橋のある唐戸方面まで、2.6km。徒歩だと結構ハードですが下関から唐戸までの区間は多くのバスの共通ルートとなっていて、2.6kmの区間を6つのバス停で結んでくれるバスも走っているので途中バス利用のショートカットも可能です。
この地域のメイン観光地は海響館(水族館)のような気もしますが、少し時間が足りなくていけずぶらり散歩に切り替えました。
各施設位置関係
JR下関駅から関門橋の見える唐戸までは約2.6Km。
その間に点在しているのが以下3ヶ所のスポットです。
①海峡ゆめタワー(展望塔)
②はい!からっと横丁(遊園地)
③旧下関英国領事館(重要文化財;ティールーム)
海峡ゆめタワー
海峡ゆめタワー外観
海峡ゆめタワーは下関駅から歩いて行くと街中に突然現れるタワーで、展望塔に上がることができます。入場料は大人600円です。

入場後シースルーエレベータに乗って最上階に向かいます。
海峡ゆめタワー最上階
最上階は360度景観が楽しめるようになっています。タワーによくあるスタンプ台などもこのフロアに。
下関国際ターミナルと巌流島
下関国際ターミナルの方面の見どころは『巌流島』。宮本武蔵と佐々木小次郎が戦った場所で外周1.6Kmほどの小さな島です。
巌流島の巌流というのは、佐々木小次郎の流派である『岩巌(巌流)』からきていて、敗者も讃える日本人の美徳が現れた名前です。
この島には下関から観光シャトル船も出ていて片道10分程度です。
下関駅方面と姉妹都市釜山
次に今歩いてきた下関駅の方面を見ると、駅前で見たカラフルな釜山門の案内も。下関と釜山は姉妹都市とのことで、220Km先に釜山があるという方面案内もありました。(私の視力では流石に見えませんでしたが)。
関門橋方面
これから向かう関門橋方面は、観覧車のあるはい!からっと横丁、水族館、お土産物が揃うカモンワーフなどが下関側(本州)に、対岸には門司港(九州)が見えます。
関門橋の長さは1,068m。下関付近では、本州と九州間の海峡の短さを実感できます。
海峡ゆめタワー途中階
恋人の聖地撮影スポット
展望塔を見終わったのち、1フロアのみ途中階でエレベータを降りられるようになっていて、そこは恋人の聖地をテーマとしたフロアのようでした。
南京錠
この日は入荷未定のSoldOutとなっていましたが、ゴールドの南京錠(500円)が販売されている場所が。思い出や素敵な関係をここにロックしておくというイメージのものです。
縁結び神社
そして、縁結び神社。パワーストーン(200円)やおみくじ(100円)なども。
展望ソファ
このフロアは景観というよりもタワーの中を見どころとするような趣向ですが、巌流島の見える方向にはゆったり座って景色を眺められる展望ソファも設置されています。
はい!からっと横丁
訪問後に知ったのですが、はい!からっと横丁は2023年10月に借地を返して閉鎖予定だったものが3年借用期間を延長されたとのこと。いつまで楽しめるかわかりませんが、最近では逆に珍しくなったレトロ遊園地です。入場は無料で、パスポートを購入するか、乗り物ごとのチケットを購入して楽しみます。
豆汽車などレトロゆえに小さなお子様でも楽しめそうな乗り物もあって、思ったよりもだいぶ賑わっていました。
私も童心に返って1つだけシューティングライドに乗車(400円/人)。3万点以上取ったら景品がもらえるとのことでしたが、残念ながら達成できず。パスポートで乗った場合、景品は2つまでと注意書きもありました。
シューティングライド以外にVR劇場のようなものもあり、大人がほんのわずかの時間楽しむこともできるのは、入場無料のありがたさですね。
はい!からっと横丁周辺(海響館・関門橋・カモンワーフ)
はい!からっと横丁のすぐ近くには、水族館『海響館』や、関門橋がすぐ近くに見えるスポット、お土産物購入やお食事のできるカモンワーフなどがありますので、十分な時間がある方でしたらここで1日遊べるかと思います。
旧下関英国領事館とティールーム
海方面ばかり見ていると見落としてしまいそうになりますが、はい!からっと横丁を関門橋に向けて進み、道を渡った対面に現存する日本最古の領事館『旧下関英国領事館』(重要文化財)があります。
領事館内無料見学エリア(1F)
エントランスは大通沿いにあって、入場無料の掲示がされています。
館内1Fは見学エリアとして解放されています。
旧海事監督室
旧海事監督室ではピーターパンの絵本や下関のVR視聴(有料300円)などが置かれています。旧下関英国領事館自体の概要もモニター画面で見ることができるようになっていました。
旧領事室
メインとなる旧領事室は、サービス満点で、領事気分で写真撮影をしたい場合は、シャッター押してくださるスタッフさんサービスもあるそうです。
こちらのスタンプが秀逸で、なんとプレス式の型押しスタンプ。ノスタルジックな気分に浸れる趣向ですね。
ピーターラビットテーマのティールーム(2F)
1階のエントランスすぐに2階に上がる階段があり、階段前にティールームのメニューが置かれています。
メニュー写真が反射して見えにくいので外の看板メニューも合わせて載せておきます。16時まではアフタヌーンティーも楽しめるとのこと。
到着時は閉店近くだったので、私はお茶のみ。ピーターラビットオリジナルティーのミセスジョセフィン・バニーのラベンダーのお茶のみをいただきました。
お茶はポットサービスで、お砂糖はカンディススティック(スプーン要らずの棒状の固形砂糖)。ポットには保温カバーもあって、本格的に幸せなティータイムを過ごせそうです。
ピーターラビットオリジナルティー
ティールーム自体はそれほど大きくはありませんが、領事館らしい雰囲気を感じられるいんt