開業5日目の初週末に紫翠ラグジュアリーコレクション奈良に訪問してきました。お部屋は温泉付きジュニアスイートです。このホテルはクラブラウンジ はありませんが、宿泊者参加可能なシャンパンフリーフローのガーデンディライトや朝食、お部屋の情報を2話に分けてお伝えいたします。
本宿泊記は以下の2話構成でお伝えします。
- ❶お部屋・設備編 温泉付きジュニアスイート
- ❷食事編 ガーデンディライト・朝食・ルームダイニング・翠葉ランチ
紫翠ラグジュアリーコレクション奈良の場所は?
紫翠ラグジュアリーコレクション奈良は、近鉄奈良駅から徒歩10分。大仏様の東大寺、春日大社など、これぞ奈良!という歴史資産が多くある場所にあります。
博物館を巡ったりする過ごし方もできるため何度リピートする方もいそうですね。
外観エントランスとレセプション棟 御認証の間 ラウンジ
このホテルは知事公舎の有効利用をされたホテルで、とても重厚なエントランス。門の前にはスタッフさんが常駐されていて、外国人の方でしたが、とてもおもてなしを感じるご対応でした。
ホテルを出るときもどこに向かうかを気にかけていただけるのは、スモールラグジュアリーの良さですね。こちらの客室は43室です。
昭和天皇がサンフランシスコ講和条約に署名した応接間も御認証の間として保存されています。
宿泊者限定で見学できる御認証の間はこちら。
チェックインはラウンジにて。15時ごろいっぱいに。
なお窓際に座れた際は、このお部屋のガラス窓をじっくり見てみると歴史のあるガラスであることがわかる歪みがあって興味深い時間を過ごせます。
ちなみに、マリオットチタンでもレイトチェックアウトは不可でした。このホテルはリゾートカテゴリーですので、16時保証ではない規約です。スケジュールご注意を。
チェックイン時の飲み物はお茶でした。
宿泊棟
レセプション棟を出て、宿泊棟へ。一度門扉を潜り、公道経由で宿泊棟の門扉を潜る形。
なお、宿泊棟などへの行き来する門はルームキーがないと開かないので、チェックイン前にはホテル探検はできないそうです。
門をくぐってすぐは、左はスパ棟。その奥が2つの宿泊棟になっています。写真の奥の建物と右手手前に写っている建物の2棟に分かれていますのでお部屋への案内時しっかり見ておかないといけませんね。
ジュニアスイートのリビング・ベッドルーム
ジュニアスイートのお部屋は1階でした。
53㎡から61㎡のお部屋があるというこちらのジュニアスイート。
全5部屋あるそうですが、内1室が温泉露天風呂付。残り4室は内風呂温泉です。私のお部屋は温泉付ですので、内風呂方式です。
リビングルーム
入るとまずはリビングルーム。
一人悠々寝られるぐらいの大きなソファと一人がけ椅子、そしてテーブルが。
お庭の景色は緑と日本風の意匠を感じるものです。そして、このお庭は客室からも通路からも立ち入りができないようになっていて、滞在中人が通らないという点が素晴らしい落ち着きを与えてくれています。
テレビはベッドルームと共用できるビッグサイズのものが一つ。奥に作業机があります。
収納系
その手前には、海外旅行サイズのスーツケースも置ける台と、引き出しに
この引き出しの一つがセキュリティボックスになっています。
さらにその手前がクローゼットです。ジュニアスイートでは、ウォークインクローゼットではなく普通のクローゼットでした。(バスローブはこちらと洗面台の2箇所にかかっています。
ハンガーはドレスかけを含めて、充分な数です。
そして、傘と紙袋、ラグジュアリーコレクションのロゴ入りふわふわスリッパ、そしてシューシャイン袋。
ミニバーなど
リビングルームのお茶の棚にはネスプレッソとタブレット、紙のお水と茶器が。下は冷蔵庫とお茶類となっています。
有料ミニバー
ミニバーはこのクラスのホテルとは思えないほどお手頃価格のものもあって。
いずれ価格改定されるかもと思いつつご紹介します。ジュース275円、ビール495円とは!
奈良そらみつビール935円が変わり種ですね。
ただ販売者は奈良でしたが、製造者は新潟でした。選定理由は味なのかも。
無料お茶・珈琲類
お茶は十色の大和茶という奈良の図柄入りのもの。和紅茶と日本茶があります。裏面にお茶ごとの美味しい温度とお湯の量も書かれています。
珈琲のネスプレッソカプセルは4種。
ベッドルーム
ベッドルームは4人ぐらい悠々眠れそうなwベッドが2台のハリウッドスタイル。マットが若干硬めでしっかりと深い眠りに誘われました。
枕元でカーテンの開け閉めとライトコントロールができるようになっています。そして、新しくオープンしたホテルでよく見るようになったUSBのタイプAとC 2タイプの充電もできるようになっています。
客室温泉
「温泉付きのお部屋ですので入湯税がかかります。」とのこと。温泉は湧き出しているものではなく、運び湯だとか。
温泉成分表を客室内で探しましたが、見つからず。建物の入り口に掲示されていました。朱雀の湯というお湯で源泉から採取して運ばれているということのよう。泉質別の効能が不眠や、自律神経に対するもの。
そのような理由からか、入ってみると温泉はかなりぬるめ。
リクエストで温度を上げて下さいと伝えると係の方がこられて、40度に上げましたとのこと。(客室からは変更不可)元々低めのお湯ぬるめが標準なのかと。
お風呂は洗面台の手前で目隠しとなる扉があって、洗面台(脱衣所)との間はガラス張り。
湯船は枠は広めですが一人が足を伸ばして入れるサイズ感です。お風呂から上がると給湯されるような重さセンサーがついているのか、常時一定量のお湯がはられています。 風呂椅子と手持ちの桶は日本風です。
洗い場との間に仕切りはない日本式。天井シャワーと手持ちのシャワーは両方ついています。
そして、洗面台で着目すべきはドライヤー。レプロナイザー27Dで10万円を超えるシリーズ最高峰のもの。
あとは、アメニティボックスや手鏡、ティッシュケースまで美しい赤と金が使われている点が素敵です
アメニティ
アメニティはお風呂の中、シャンプー・トリートメント・ボディソープ・フェイスウォッシュと洗面台のボディクリームはイラフSUI宮古と同じ、ラグジュアリーコレクションオリジナル(ネット情報)らしきLE CHEMINで、ボトル式です。
赤いアメニティーボックスの中は、石鹸・シェービングフォーム・綿棒コットン・髪ゴム・シャワーキャップ・歯ブラシ・櫛・ボディタオルです。
基礎化粧品類とブラシはなく、貸し出し物品リストにも記載はありませんでした。
最近のエコ傾向ですかね。温泉付きのお部屋ですので、化粧水はボトルであると嬉しいですね。(持参しましたが)
特徴的な竹製品は、櫛とカミソリ、歯ブラシです。
パジャマ・浴衣・バスローブ
さて、お風呂上がりのウェアは?
クローゼット項目で説明したバスローブは厚めの生地のものです。
そして、温泉といえば浴衣。書道家にも見えるシックな浴衣がM、Lサイズ各1枚で2名分置かれていました。
ターンダウン待ちの時間やルームダイニング待ちの時間など、お部屋に温泉はあっても人の入ってくる可能性のある時間帯にちょうど良い濃い色の浴衣は重宝します。
それとは別にパジャマ。上下セパレートタイプです。
ターンダウン
こちらのターンダウンは17時から21時まで。希望時間は聞かれず、私のお部屋は20時45分ぐらいでした。(まだ来ないのですがと電話してからだったので、もしかすると飛ばされていたからかも、オープン5日目初週末、色々大変なのでしょう。)
督促してでもターンダウンを依頼したのは、プチプレゼントないかなと期待してのこと。とっても美味しいチョコクッキーありました。1人1つですが美味しすぎて夫の分もいただいてしまいました。ほろ苦さとナッツぽい味です。
翌朝のお天気情報も。9月でも最高気温35度に少し怯えながら拝見しました。
プラチナ以上特典 シャインマスカットとお菓子
こちらはおそらくマリオットプラチナ以上のお部屋に届けられるフルーツなどで、シャインマスカットどんと一房。
同じSUIシリーズの京都嵐山翠嵐でもいただきましたが、温泉あがりに最高でしたね。
白い箱の中は、上品なメレンゲ菓子で、こちらは自分へのお土産にしてしまいました。化粧箱入りですので、帰ってから宿泊を思い出すにも良いですよね。
マリオットポイントと二重取り 楽天トラベルで紫翠ラグジュアリーコレクション奈良情報を
ジム
宿泊棟にはジムがありました。少し小さめかと思いますが、見えていない部分奥がもう少しあります。
お水は常時冷やされています。常温と両方ある配慮良いですね。
そのほか、茶寮世世の敷地の部分やレストラン翠葉の様子は、第2話で。
茶寮世世で評判だというレッドカレーもルームダイニングでいただきました