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滋賀 おごと温泉湯元館宿泊記②お食事編 標準プラン京風会席夕食と朝食 幻の果実アドベリー(2022年7月情報)

本宿泊記は①設備編と②お食事編の2話構成です。

おごと温泉湯元館夕食標準プラン:近江牛・近江鴨を含む京風会席

おごと温泉 湯元館の標準会席は、プラン説明上は近江牛、近江鴨を食する京風会席とだけあって、具体的なイメージは掴みにくい表記でした。

が、実際はある日の一例として詳述しても良いのでは??という充実した内容でした。

座席

大家族さんや、高級プラン向けか完全独立した個室の並びを通って、個室ブース的なものが並んでいるお部屋へ。ガラスばりの半個室で扉は閉まらないタイプのお部屋でした。

座席

ドリンク類

乾杯はビール(スーパードライ800円)とぶどうジュース(550円)で。ビールはグラスビール480円もあって飲み物価格は旅館にしてはお手頃だと思います。

ぶどうジュースは、琵琶湖と全く関係なく信州のものでしたが、しっかり甘味のある100%ジュースで250mlもあり、550円とはお得!と感じるものでした。

ぶどうジュース

あと、2杯目にお願いしたのはスパークリング日本酒から月の桂『吃驚仰天(びっくりぎょうてん)』(1,080円)。

月の桂ってどこかで聞いたことがあるなあと、Myサイト『ゆきたびとん』で検索してみるとザプリンス京都宝ヶ池のラウンジで出されていたものが、月の桂『祝』でした。滋賀県のお隣京都の伏見のお酒ですね。

話はそれましたが、この吃驚仰天、何が一番吃驚仰天するかといわれたら『スパークリングなのに瓶を振ってから注ぐこと』なのですが、この発泡は炭酸ガスを注入したものではなく、瓶内で発酵を進めたものとのこと。

アルコール度数は8.5度と低く、甘酸っぱい純米酒は少しカクテル気分も味わえておすすめです。

月の桂 吃驚仰天

旬菜

フルートグラスに入ったものは新鮮卵と海鮮などのジュレ。メニュー的にジュレだと思っていたスプーンの上のゼリー状のものは夏野菜の煮凝りでした。

手前の海老は琵琶湖名産の手長海老。琵琶湖産の手長海老の大きいものは京都や大阪でも多く流通しています。海老料理には赤色のおめでたさ以外に『腰が曲がるまで長生きしたい』という祈りもあるのだとか。小ぶりでも華やかになりますね。

旬菜

お造り

お造りは、鯛とカンパチに加えて炙り貝柱も。湯元館特性醤油にわさびをつけていただきます。炙り貝柱も甘味があって美味しい。

お造り

近江鶏と国産牛の食べ比べ(焼物)

このコースでは焼くお肉は近江牛ではなく国産牛(ノーブランド)、鶏は近江鶏となります。

近江鶏は平飼い飼育と低カロリー飼料で育てられた点が特徴で歯応えのある味わいに仕上げられた鶏です。

国産牛と近江鶏
国産牛と近江鶏食べ比べ

近江鶏は岩塩で、国産牛はブルゴーニュソースでいただきます。正直、牛と鶏ですので食べ比べ???とは疑問に思いますが、実は国産牛をいただくブルゴーニュソースがあまりにも美味しくて、食べ比べにこだわる必要もなさそうでした。ブルゴーニュソースで検索すると無塩バターとニンニクを混ぜ合わせてパセリやセロリを入れたものとなっているのですが、写真には端っこしか写っていませんが、このソースは茶色。赤ワインを入れたものをブルゴーニュ風などと表現される意味合いでのブルゴーニュソースなのかもしれません。

豚の角煮とじゃがいものプューレ(湯元館名物)

メニューで見た時にじゃがいもの“プューレ“って何て発音するのだろうと一瞬思いましたが、ピューレですね。きめ細やかでふわふわのじゃがいものピューレの上に豚の角煮が乗せられたものがこちらの名物料理。

ほのかな甘味のじゃがいもが角煮に絡まって絶品。何度も口の中で舌触りや甘味の絡みなどを堪能できるお料理です。

豚の角煮とじゃがいものプューレ

近江牛の出し汁しゃぶ(地元名産)

近江牛は焼き物ではなくしゃぶしゃぶです。

近江牛は日本最古のブランド牛とも言われており、昔は神戸港から船便出荷されたため『神戸牛』と同じブランドとして江戸では扱われていた牛肉。

きめ細やかで、全体にサシが入っているのが特徴です。

かつおだし汁の味のシンプルな味付けでお肉の噛み心地をジュワッと味わいます。2枚でも充分食べたなと感じさせる満足感のあるしゃぶしゃぶです。

近江牛のしゃぶしゃぶ

ご飯と季節のもの

ご飯は近江米の釜だき。炊き上げまで30分かかり、炊き始めの時間はあらかじめ早めが良いか尋ねられます。お肉のおかずも多いため、お酒をそれほど飲まない方は早めのごはんも良いと思います。

お料理の最後は、目鯛と蓮根の柔らか蒸しです。もう、かなり満腹で最後のお料理の良さを味わう余裕もないぐらいの量でした。(デザートは別腹として)

近江米のごはん
目鯛と蓮根の柔らか蒸し

デザート

デザートは3品セットの豪華さ。

メインの大きな器はアドベリーと赤葡萄のジュレ、小さなお団子大のものが、ほうじ茶と生チョコの融合、あとはフルーツの酢橘(すだち)風味です。

お腹がいっぱいでもジュレですとしっかり別腹が働きますね。フルーツに酢橘だと酸っぱすぎるのでは?と思いましたが、そんなこともなく爽やかにいただけました。

デザート

幻の果実アドベリー

湯元館にいると、夕食時・朝食時・売店と何度か『アドベリー』という言葉が登場します。

アドベリーとは高島市という滋賀県琵琶湖の北西川にある市の特産品で幻の果実といわれています。

木苺の一種でマルーンカラー(阪急電車をご存じの方であればイメージのある赤みと茶色の混じり合った色)が特徴とのことです。

味は思ったより酸味がなく、甘味あるベリーでした。

おごと温泉湯元館 朝食

お腹いっぱい夕食を食べての翌朝朝食。早起きして温泉でも入ってお腹を空かせないとという配慮からか(?)、お風呂の開始は朝5時からですが、朝食は朝7時半以降30分おきで希望時間をチェックイン時と夕食終了時に確認いただけます。座席は夕食時と全く同じ席でした。

朝食メニュー
朝食

朝食の火入れをするものは、写真右上の『山田さんの卵』を後入れする小鍋と写真左上の『田中さんの厚揚げと温野菜のオイル煮』こちらはカレーソースでいただけます。ソースも美味しくてカレー風味ご飯にも使えそうです。

サラダにかかっているのはコーンのドレッシング。お土産人気ナンバーワンになるほど甘味と酸味が程よい美味しいドレッシングです。

スイートコーンドレッシングお土産

数々のおばんざいも、お米もおかずも地元にこだわった朝食です。

食後には、またまた幻のベリーであるアドベリーソースのヨーグルト。

マンゴー入りヨーグルト アドベリー入りソース

キャンペーン抽選会 5等当選 賞品は?

因みに2022年7月現在では、イベントで宿泊者に3問の琵琶湖と滋賀に関するクイズを行っていて、応募用紙で夜に抽選。当たったら朝食時に商品がいただけるキャンペーンをしていました。

朝食を食べていると、スタッフさんが紙袋を渡して下さいました。1等は近江牛1Kgらしいですが、5等はお土産商品詰め合わせでした。実は前日県民割クーポンで購入したフィナンシェ5本セットと被ったのですが、景品はフィナンシェに加えて近江チャンピオン牛カレー×2。

5等お土産商品詰め合わせ

こういったキャンペーンや旅館でのビンゴ、いい思い出になりますね。

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